新型コロナウイルス感染症が収束に向かい、日本のインバウンド需要は急回復しています。2023年の訪日外国人旅行者による年間消費額は推計5兆2923億円となり、コロナ前の2019年の4.8兆円を大きく上回りました。
参考：訪日外国人消費動向調査｜観光庁
 
これまで自粛していた様々なイベントも開催されるようになり、運営を行う自治体や企業も訪日外国人旅行者への対応にも配慮する必要があるでしょう。
 

外国語対応スタッフの手配方法

では、イベント実施の際に外国語スタッフが必要となった場合、どのようにすればよいのでしょうか。
イベント実施における外国語スタッフの手配について、解説します。
 

外国語対応スタッフを自社で手配する

アルバイト募集のサイトなどを使い、自社で募集することが可能です。
必要となる英語のスキルにもよりますが、東京で時給1600円以上が目安となります。
費用は抑えられますが、募集から採用までには時間的コストがかかります。余裕をもってスケジュールを組みましょう。
また、応募がなかったり、採用に至る人物がいなかった場合の対策も検討しておきましょう。
 

外国語対応スタッフを派遣会社で手配する

外国語に対応できるスタッフを派遣企業から手配することが可能です。
拘束時間や必要な英語レベルにもよりますが、1日2万円以上が目安でしょう。
英語スキルはもちろん年齢性別など、求める人材に近しい人物を探すことができますが、自社で手配した場合に比べると費用は高くなるでしょう。
 

外国語対応スタッフをイベント制作会社で手配する

イベント制作会社でイベントの運営と合わせて外国語対応スタッフを手配することが可能です。
この場合、イベントの運営自体を制作会社に任せているため、イベントの詳細を既に理解している外国語対応スタッフを用意してもらうことができます。
イベント運営費に外国語対応スタッフの費用が含まれるため、派遣会社からの手配に比べるとコストが安く、外国語スタッフ手配のための時間的コストもかかりません。
しかしながら外国語対応スタッフを手配できるイベント会社は数少ないため、事前に確認が必要となります。
 
 

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