社内イベント・クリエイティブ

社内イベント・クリエイティブ制作のオージャスト

お電話でのお問い合わせ 0120-487-121

トピックス

SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」企業の取り組み事例

2023-11-06

SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」企業の取り組み事例

2023-11-06

SDGsゴール11「住み続けられるまちづくりを」は、「都市部への人口増加」「災害への対応」などに焦点を当てた国際目標です。
このような私たちの生活に直結するテーマにおいて、日本ではどのような取り組みがなされているのでしょうか。
この記事では、SDGs目標11の達成に向けた取り組みをおこなう国内企業の事例を紹介します。
SDGsの取り組みを考えている方はぜひ参考にしてください。
 
 

国内外におけるまちづくりの課題

国内外ではどのようなまちづくりの問題があるのか、世界と日本に分けて解説します。
 

まちづくりに関する世界的な課題

世界的に見られるまちづくりの課題は、主に以下の2つです。
 
・スラムの増加
・大気汚染問題
 
1つ目の課題は、スラム街の増加です。
スラム街は都市部にある貧しい人たちが集まって住んでいる区域のことを指します。
(※1)国際連合住居計画の調査によると、世界で約10億人もの人々(都市部に暮らす約4人に1人の割合)がスラムで暮らしているとされています。
「都市部に移り住んだものの仕事が見つからない」「都市部に住居していたが失職をきっかけに収入源が途絶えてしまった」といった人々を中心に形成されるスラム街は、犯罪の温床になるだけでなく、自然災害に耐える構造になっていないため、解決しなければならない事案です。
 
2つ目の課題は、大気汚染の問題です。
都市部では、自動車の排気ガスや工場から出る煙、PM2.5といった汚染物質が大気汚染の問題を深刻化させています。
(※2)WHOは2016年には大気汚染が原因で420万人が死亡したと報じており、いかに環境に配慮しながら都市での生活を送れるかが大きな課題となっています。
 
(※1)出典: https://unhabitat.org/sites/default/files/2021/01/wcr2020_keymessagescc2019b5_jpn_1p.pdf
(※2)出典: https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_report/sdgs_report_2018/
 

まちづくりに関する日本の課題

日本が抱えるまちづくりの課題は、主に以下の2つです。
 
・自然災害への対策
・地方の過疎化
 
1つ目の課題は、自然災害への対策です。
日本は位置、地質、気象といった自然的条件から、地震・洪水・台風などによる災害が発生しやすい国土となっています。
特に多くの人口を抱える都市としては、自然災害による被害を最小限に食い止め、いち早く復旧できるインフラの構築が求められています。
 
2つ目の課題は、地方の過疎化です。
日本では東京など都市部への人口増加が進む一方で、地方の人口減少に歯止めがかかっていないのが現状です。
都市への人口集中は地方の衰退を招き、住み続けられるまちづくりを掲げる目標11の動きに逆行しているといえますので、地方創生による地域の活性化が欠かせません。
 
 

SDGs目標11の達成に向けた企業の取り組み事例

SDGs11の達成につながる取り組みを行う企業、
・積水化学工業株式会社
・大和ハウス工業株式会社
・三菱電機株式会社
について、それぞれの事例を見ていきましょう。
 

積水化学工業株式会社

積水化学グループでは、SDGs11の達成に向けて、これまでに培ってきた環境貢献技術を集結したプロジェクト「サステナブルなまちづくり」を始動しました。
 
2015年に閉鎖した自社工場の跡地を利用して、地下インフラを含めた課題解決型のコンセプトタウン「あさかリードタウン」を埼玉県朝霞市にて開発。
環境問題への対策、自然災害へのレジリエンス強化、少子高齢化や地域過疎化にともなう社会問題に向き合い、開発・設計・運営まで自社でトータルに対応しています。
 
サステナブルなまちづくりの取り組みや実績が評価され、フジサンケイグループが主催する「地球環境大賞」において、第28回から3回連続で国土交通大臣賞を受賞しています。
参考: https://www.sekisuiheim.com/safeandsound/sankei-award30th/
 

大和ハウス工業株式会社

大和ハウス工業株式会社では、自社が過去に開発した郊外型住宅団地(ネオポリス)を再耕する「リブネスタウンプロジェクト」を推進しています。
 
高度経済成長期を迎えた1960年代以降、同社は郊外に整然と計画されたまち「ネオポリス」を全国に61箇所開発してきました。
しかし50年以上が経過した今、それらのまちは人口減少や空き家の増加などの問題を抱えるオールドタウンとなっており、まちの活力や魅力が失われつつあります。
 
現在はこのうち8カ所でリブネスタウンプロジェクトに取り組んでおり、まちづくりの担い手育成や人口維持・増加などを目標に、地域住民たちと共創するさまざまな取り組みを推進。
まちに力を取り戻し、コミュニティを活性化することで、SDGs11の実現にもつながります。
参考: https://www.daiwahouse.co.jp/about/community/livnesstown/
 

三菱電機株式会社

三菱電機株式会社は、高度な技術力を活用して、都市や人々の暮らしに安心、安全、快適性を提供しています。
 
例えば、車椅子やベビーカーを押している人など、あらかじめ学習した人の属性を探知する人工知能を用いることによって、事故を未然に防ぐことに期待が持てます。
また自律型とインフラ協調型の双方から、自動運転技術をサポートすることによって、より正確で安全な自動運転の実現が可能です。
レーダーによる津波監視システムや、浸水被害に対応する画像式水位計測システムなど、防災・減災のためのシステムも構築されています。
参考: https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/sustainability/management/sdgs/index.html
 
 

まとめ

この記事では、SDGs目標11の取り組みを進める企業事例を紹介しました。
まちづくりは地域社会に直結したテーマです。
企業としては地域のニーズを汲み取り課題を解決していくことで、地域社会からの信頼を勝ち取り、企業のイメージ向上にもつながるでしょう。
本稿がSDGs11の取り組みを考える際の参考となれば幸いです。

 
 

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】

日本では、年間およそ700件(一般社団法人 日本展示会協会調べ)の展示会が開催されており、約77000社の企業がブースを設営しています。
現在SDGsを推進している大企業も含む多くの企業・団体が、未だに木工のブースを制作しては壊しているのです。

当社では再利用可能な展示ブース【Re:ブース】にて、年間75~100件以上の展示会をサポートさせて頂いており、多くのお客様にお喜び頂いております。
SDGsの12の目標である「つくる責任つかう責任」に対して、全国規模で目標達成に取り組んで参ります。

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】で、地球環境を守りましょう。
導入のご相談など、お気軽にお問い合わせくださいませ。

rebooth_lp

地球環境に配慮した次世代型展示ブース【Re:ブース】の詳細はこちら