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ギネス世界記録に会社で挑戦!申請から認定までの流れと企業事例

2024-04-02

ギネス世界記録に会社で挑戦!申請から認定までの流れと企業事例

2024-04-02

近年、ギネス世界記録の挑戦を通じてマーケティングやブランディングを強化する企業が増えています。
そのような中で「ギネス世界記録に挑戦したいけど申請方法がよくわからない」「ギネス世界記録へのチャレンジが企業にもたらす効果を知りたい」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ギネス世界記録の申請方法から認定までの流れと企業事例を紹介します。
 
 

ギネス世界記録の申請から認定までの流れ

ギネス世界記録への挑戦の流れは、以下の9ステップです。
   1. 挑戦概要の決定
   2. アカウント作成
   3. 種目選定
   4. 申請手続き
   5. 実行計画を立てる
   6. 社内準備
   7. 挑戦当日
   8. 結果発表
   9. 記録納品
ギネス世界記録の申請から認定までの流れを具体的にみていきましょう。
 

挑戦概要の決定

ギネス世界記録の挑戦に向けて最初に行うことは、目的やゴールの概要決定です。
企業のプロモーションや社員エンゲージメント強化など、記録へ挑戦する理由はじつにさまざまです。
どのように記録へ挑戦するか、挑戦のテーマやアピールしたい特徴などをまとめて、挑戦概要を明らかにします。
 

アカウント作成

概要が決まれば、ギネスワールドレコーズ・アカウント作成を行います。
アカウントは、ギネスワールドレコーズの公式サイトで作成可能です。
ギネスワールドレコーズ公式サイト
 

種目選定

続いて、目的にあった種目の選定を行います。
種目の選び方は大きく分けて2つあり、ギネスワールドレコーズ公式サイトに掲載されている既存タイトルから選ぶか、新しいアイデアを提案するかのどちらかです。
記録タイトルには「計測できる」「更新できる」「標準化できる」などの細かな基準が定められており、新たに提案しようとしているタイトルが基準を満たさない場合は申請が通らないため注意しましょう。
 

申請手続き

挑戦する内容が決まったら、挑戦したい内容をギネスワールドレコーズへ申請します。
法人の場合は、ギネスワールドレコーズ公式サイトにアクセスし、法人・団体向けの問い合わせフォームより申請・相談を行います。
 

実行計画を立てる

申請内容が受理されると、挑戦するタイトルのルールが記載されたガイドラインが届きます。
ガイドラインの規定に沿っているかを逐一確認しながら、詳細な挑戦の運用計画を立てていきましょう。
必要に応じて、専門家やトレーナーとの連携も検討します。
 

社内準備

挑戦当日までの社内広報活動など、イベントに向けた社内準備を進めます。
当日のタイムスケジュールや会場のレイアウトの手はずを整え、スムーズに挑戦が行えるよう手配します。
 

挑戦当日

当日は、ガイドラインに沿った備品などを抜け漏れなく用意し、ギネス世界記録に挑戦します。
 

結果発表

公式認定員が立ち会う場合は、イベント内で判定を行いその場で結果発表が行われます。
公式認定員を派遣しない場合は、ガイドラインに沿った証人を用意し、記録達成の証拠となる写真やビデオなどを提出したのちに後日結果発表となります。
 

記録納品

記録認定後、公式認定証の発行や記録映像・写真などが納品され、ギネス世界記録へのチャレンジは終了です。
 
 

ギネス世界記録に挑戦した企業事例

企業ではどのようなギネス世界記録の挑戦が行われているのか、どのような効果が得られたのか、5つの象徴的な事例を紹介します。
 

青森トヨペット株式会社


トヨタ車のディーラーである青森トヨペット株式会社は「ドライバーや同乗者が安心して乗れる車を販売し、安全を最優先する」という企業メッセージを共有するため、ドライバーの命を卵に例えて社員全員のスプーンでつなぐ企画を実施しました。
同社は年1回の社内イベントで、店舗の垣根を越えた全従業員がひとつのチームとなり、何かをやり遂げる体験を模索していました。
ストーリーを他社との差別化のプロモーションにも活用したいという思いから「車を扱うということはいわば命を預かるということ」のビジョンを掲げ、リレー形式で卵をパスした最多人数のギネス世界記録へのチャレンジを決めます。
挑戦前から各店舗で励んだ事前練習が功を奏し、挑戦当日は283人の全社員で見事ギネス世界記録を達成しました。
達成後はウェブサイトや店頭で話題を積極的に発信し、ギネス世界記録のロゴを名刺に活用するなど、ポジティブな話題作りや社員のロイヤルティ向上につながりました。
出典・参照:青森トヨペット株式会社 | リレー形式で卵をパスした最多人数 | ギネス世界記録
 

株式会社ライト通信


情報・通信サービスを提供する株式会社ライト通信は「社員総会にて意思をひとつにする」という目的のもと、順番に跳び箱を跳んだ人数の世界一というギネス記録に挑戦しました。
同社は組織としてのこれからの目標を達成するため、社員とグループ会社の皆で壁を乗り越えられるような、チームビルディングの機会を探していました。
「常に101%の力を出す」という企業理念から、当時の世界記録の100人を超える、101人の参加者で順番に跳び箱を跳んだ最多人数のギネス記録への挑戦を決意します。
公式認定員の立ち会いの元、最大3回までのチャレンジが許される中で、2回目の挑戦で見事ギネス世界記録を達成しました。
ギネス世界記録への挑戦は、参加した社員全員にとって忘れられない思い出となり、チームの団結力と目標達成に対する意識の向上につながったといいます。
出典・参照:Right Communication Group | Guinness World Records | ギネス世界記録
 

ピーターパン


千葉県で愛されている焼き立てパンの店ピーターパンでは、パンの売り上げに関するギネス世界記録の新規申請を目指していました。
当初はメロンパンでの記録挑戦を希望していたものの、日本特有の商品は世界基準での標準化が難しいため「24時間以内で最も売れた焼き立て菓子パンの数 / 1つの種類」という新しい記録カテゴリーの提案をギネスワールドレコーズより受けて、挑戦を決意します。
挑戦当日は人気商品の「元気印のメロンパン」が24時間で9,749個の売り上げを記録し、標準記録に設定された7,000個の数字を大きく上回り、見事ギネス世界記録に認定されました。
行列のできるパン屋としてのさらなる知名度を獲得し、グルメ情報サイトの評価や検索数向上にもつながりました。
出典・参照:ピーターパン | ギネス世界記録
 

シンフォニアテクノロジー株式会社


多彩なビジネスを展開するBtoB電機メーカーのシンフォニアテクノロジー株式会社では、2013年度に入社したグループ会社を含む新入社員63名が2つのギネス記録に挑戦しました。
「3分間でプラスチック製の組み立てブロックを使って作った最も長い橋のスパン(チーム)」では8名1チームでチャレンジを行い、参加した6チームの中の1チームが見事、従来の世界記録1m41cmを5cm上回る1m46cmを成功させます。
続いて「1分間で最も多くのドミノを倒した数(チーム)」では、1ヶ月間の特訓の成果を発揮し、従来の世界記録を115枚も上回る260枚を達成。
2つの記録は公式認定員によってその場でギネス世界記録に登録されました。
今回のチャレンジは新入社員研修の一環として行われ、世界と勝負するスピリッツを目覚めさせる研修として、参加した新入社員の大きな自信につながる成果を収めました。
出典・参照:シンフォニアテクノロジー株式会社 | ギネス世界記録
 

森永乳業株式会社


乳製品メーカーの森永乳業株式会社は、創業100周年の節目を迎える2018年に、顧客とブランドで一生に一度の思い出を共有できるイベントを開催したいと考えていました。
自社の乳製品を使って、子どもから年配の方まで一緒に楽しく参加できる内容を模索した結果、「最大のデザートデコレートレッスン」でギネス世界記録に挑戦するイベントの決行にいたります。
東京ビッグサイトで開催されたイベント当日には、数多くの受賞歴を持つパティシエが指導役を担当。
桜をモチーフにしたオリジナルケーキを、小学1年生から83歳までの2,000名を超える参加者が4人1組でデコレーションし、チャレンジ終了後にギネス世界記録として認定されました。
一般参加者も多く巻き込んだこの挑戦は、新聞やテレビ番組で大々的に取り上げられ、カスタマーエンゲージメントの向上とメディアへの露出によるプロモーション効果を得られました。
出典・参照:森永乳業株式会社 | ギネス世界記録
 
 

ギネス世界記録に企業が挑戦するメリット

企業がギネス世界記録に挑む主なメリットには、社内向けの「社員のエンゲージメント向上」と社外向けの「自社ブランドの認知拡大」の2つが挙げられます。
それぞれの魅力についてみていきましょう。
 

社員のエンゲージメント向上

社員が一丸となってギネス世界記録に挑戦することで、社内のコミュニケーションが活性化し、社員のエンゲージメント向上に期待が持てるようになります。
近年リモートワークの増加による社内コミュニケーションの希薄化が問題とされており、あらためて帰属意識やエンゲージメントの重要性に注目する企業が増えています。
「世界一への挑戦」というわかりやすい目標に向かって全員が一致団結すれば、組織内の絆がぐっと深まり、社員のモチベーションアップにもつながるはずです。
 

自社ブランドの認知拡大

ギネス世界記録への挑戦は、企業のブランド認知拡大を図るのに大きく役立ちます。
ギネスワールドレコードによって世界記録の認定を受けられれば、マスコミや新聞などのメディアにも取り上げられますので、PR効果は絶大です。
ギネスを達成した企業としてポジティブなイメージが社会に広く拡散され、取引先や顧客への印象アップにもつながり、新たなビジネスチャンスをもたらす機会になり得ます。

 
 

まとめ

この記事では、ギネス世界記録の申請から認定までの流れと企業事例を紹介しました。
自治体が地方創生を掲げてギネス世界記録に挑戦する例はテレビやニュースなどでよく見受けられますが、今後は企業がプロモーションなどのためにギネス世界記録を活用するケースもますます増えていくでしょう。
社員の団結力を強化し、自社ブランドの認知拡大を図りたいと考えているようでしたら、ぜひギネス世界記録への挑戦を検討されてみてはいかがでしょうか。
 
 


 

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