社内イベント・クリエイティブ
社内イベント・クリエイティブ制作のオージャスト2022-12-12
2022-12-12
SDGsには教育に関する目標が含まれており、日本でも教育分野に参入する企業が増えています。達成に向けた取り組みを行うことは、個人はもちろんのこと、近年SDGsの推進に注目している企業にとっても大きなテーマであるといえるでしょう。
この記事では、 SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の内容と、企業の取り組み事例を紹介します。SDGsに対しての理解を深めたい方はぜひ参考にしてください。
目次
SDGs(Sustainable Development Goals – 持続可能な開発目標)の取り組みにおける17の目標のうち、「質の高い教育をみんなに」は4個目の目標です。
世界では、貧困や教育環境の未整備などによって、5歳から17歳の子どものほぼ5人に1人が学校に通えていません。
教育を受けずに大人になると基礎的な読み書きができず、職業選択の幅が狭くなったり、安定した収入を得にくくなったりして、社会から取り残される原因を引き起こしてしまいます。
目標4では「誰もが平等に質の高い教育を受けられる世界を目指す」というテーマのもと、2030年までにすべての人々に対し、国や性別に関係なく平等に教育を提供することをゴールに定めています。
この章では、SDG4「質の高い教育をみんなに」の取り組みをおこなう4つの企業事例、
・パナソニック株式会社
・ヤマハ株式会社
・栄光サイエンスラボ
・株式会社ケイウノ
について、それぞれの取り組み内容を紹介します。
大手電機メーカーのパナソニックは、得意分野であるソーラーエネルギー技術を用いて、無電化地域にあかりを届ける「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を発足しました。
世界では、6人に1人にあたる約11億人が電気のない生活を送っており、あかりがなくて勉強ができない子どもたちがたくさんいます。
パナソニックでは2013年から2018年までにかけて、電力が十分に供給されていない南アジアやアフリカ諸国を中心とした30カ国に、10万台以上のソーラーランタンを寄付してきました。ソーラーランタンが贈られた地域では明るい学習環境が整い、教育の質と識字率の向上に貢献しています。
またソーラーランタンは太陽光で充電して使える安全かつクリーンなあかりであるため、人々の健康被害を減らす手段ともなります。そのため同プロジェクトは、目標4だけでなく、目標3「すべての人に健康と福祉を」や目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」などの課題の解決にも通じる活動です。
参考文献: https://panasonic.net/sustainability/jp/lantern/trajectory/
国内最大級の楽器メーカーであるヤマハでは、世界の子どもたちに楽器演奏の機会を提供する「スクールプロジェクト」を実施しています。
世界を見渡すと、設備の未整備や指導者不足などによって、楽器に触れる機会に恵まれない子どもたちが多くいるのが現状です。
このような国・地域の小学校に向けて、日本の官公庁や各国の教育省と協働しながら「楽器・教材・指導ノウハウ」をパッケージにした独自のプログラムを提供。世界各地に音楽教育が根付くように活動を推進しており、現在7カ国で5,150校を対象に展開しています。
参考文献: https://www.yamaha.com/ja/about/initiatives/school_project/
科学実験専門教室を運営する「栄光サイエンスラボ」は、化学実験を通じて、子供達に質の高い教育を提供しています。
年長から小学6年生を対象とした「子どもサイエンス学会」を開催しており、化学実験で学んだことを、保護者や先生の前でプレゼンテーションする機会を年に2回実施。
化学に向き合う機会を増やし、子どもたちの未来を切り開く5つの力(問題発見力・問題解決力・論理的思考力・表現力・想像力)を養うことに貢献しています。
参考文献: https://www.eikoh-sciencelabo.com/feature/2019/06/sdgs.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000688.000049291.html
全国にジュエリー店舗を展開するオーダーメイド企業の株式会社ケイウノでは、自社の製作技術を活かした活動で、ネパールの村にあかりを届けています。
2018年、懐中電灯用のランプシェードとして利用できるネックレス「エネジュエリー・しずく」を開発しました。このネックレスは、物理学博士の菊池伯夫氏が、ネパールの無電化地域へ軽水力発電機の導入を目指すクラウドファンディングがきっかけです。
株式会社ケイウノは菊池伯夫氏の活動に賛同し、プロジェクトの支援者に対するリターン品として「エネジュエリー・しずく」が製作されました。結果として¥8,239,000もの支援が集まり、ネパールの小学校に軽水力発電機の導入が実現。電気が普及していないネパールの村にあかりが灯ったことで、子どもたちの学習環境の向上に貢献しています。
参考文献: https://www.k-uno.co.jp/about/sdgs/ene-jewelry/
https://readyfor.jp/projects/akari
この記事では、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の内容と、企業の取り組み事例を紹介しました。
教育は、子どもたちの未来に大きな影響を与えるものです。誰もが平等に教育の機会を受けられる世の中を創るために、私たちになにができるのかを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
日本では、年間およそ700件(一般社団法人 日本展示会協会調べ)の展示会が開催されており、約77000社の企業がブースを設営しています。
現在SDGsを推進している大企業も含む多くの企業・団体が、未だに木工のブースを制作しては壊しているのです。
当社では再利用可能な展示ブース【Re:ブース】にて、年間75~100件以上の展示会をサポートさせて頂いており、多くのお客様にお喜び頂いております。
SDGsの12の目標である「つくる責任つかう責任」に対して、全国規模で目標達成に取り組んで参ります。
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