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SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」の概要とターゲット

2024-08-20

SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」の概要とターゲット

2024-08-20

戦争に関するニュースをよく見聞きするようになった昨今、 SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」が注目を集めています。
しかしながら「目標16の詳しい内容はわからない」という人がほとんどではないでしょうか。
この記事では、SDGs16の概要とターゲット、平和な世界の実現に向けて私たちにできることを解説します。
 
 

SDGs16の概要

SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」は、その名のとおり、世界の平和と公正を実現するために掲げられた目標です。
暴力の撲滅や司法へのアクセス提供など、人権の尊重や公正な法律を制定することで、すべての人々が平和と公正のもとに生きていける未来づくりを目指しています。
日本で生活していると、平和ではない状況をイメージする機会は少ないかもしれません。
しかし、世界に目を向けると平和と公正が当たり前ではないことがわかります。
 

子どもへの暴力

世界では、5分に1人、子どもが暴力によって亡くなっているのをご存知でしょうか。(参照:UNICEF | #ENDviolence
子どもへの暴力には、紛争だけでなく、家庭内での虐待も含まれます。
子どもを守るための制度や児童虐待防止に関する法律はもちろんのこと、子育てに悩む親に対するサポート体制の構築も求められています。
 

法的に存在しない子ども

ユニセフが2019年に発表した報告書「Birth Registration」によると、世界の5歳未満の子どものうち、4人に1人は出生登録がされていないと明らかにしました。
親の知識不足や申請料金の高さなどさまざまな理由で出生届が出されず、世界の約1億6,600万人の子どもたちが公的な存在証明を持たない状況に置かれています。
出生登録がないと、予防接種が受けられない、学校に入学ができない、裁判ができないなど数々の問題が起こります。
 

増え続ける難民

難民の保護や支援を行う国連団体「UNHCR」は、2023年10月には世界の難民の数が1億1,000万人を超えたことを発表しました(参照:国連UNHCR協会 | UNHCRの難民支援)。
紛争や迫害によって家を追われた人の数は過去最多を更新しており、こうした難民の約40%は18歳未満の子どもです。
難民の子どもたちの多くが教育の機会を奪われ、苦しい家計を支えるために児童労働が行われることもめずらしくありません。
 
 

SDGs目標16のターゲット

SDGs16「平和と公正をすべての人に」では、10の詳細な目標(1〜10)と、a〜cの具体的な2つの対策(a〜b)が掲げられています。
目標16の具体的なターゲットは、以下の12項目です。
 

16.1 あらゆる場所において、すべての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
16.2 子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。
16.3 国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、すべての人々に司法への平等なアクセスを提供する。
16.4 2030 年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する。
16.5 あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる。
16.6 あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる。
16.7 あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する。
16.8 グローバル・ガバナンス機関への開発途上国の参加を拡大・強化する。
16.9 2030 年までに、すべての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する。
16.10 国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する。
16.a 特に開発途上国において、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでの能力構築のため、国際協力などを通じて関連国家機関を強化する。
16.b 持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する。

 
 

SDGs16に対して私たちができること

SDGs目標16の達成に向けて私たちができることには、以下のような行動が挙げられます。
・虐待を見て見ぬふりをしない
・寄附に協力する
それぞれの取り組み内容を紹介します。
 
 

虐待を見て見ぬふりをしない

世界では多くの子どもが保護者から暴力的なしつけを受けており、ここ日本でも子どもに対する虐待は大きな問題となっています。
子ども家庭庁によると、2022年の児童相談所での児童虐待相談対応件数は219,170件と報告されました。(参照:子ども庁 | 令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数
報告されているもの以外にも、誰にも相談できずに苦しんでいる子どもたちが多くいます。
近所で家庭内暴力や不自然な傷跡が見られる子どもがいれば、見て見ぬふりをせず、住居地にある児童相談所などしかるべき場所に相談してください。
 
 

寄付に協力する

企業としては、直接海外の紛争地帯に出向いて支援活動を行わなくとも、寄付によって間接的に支援することができます。
例えば、途上国に住む子どもたちに物資を送ることは、SDGs16の目標達成につながる活動となるでしょう。
国連UNHCR、日本ユニセフ協会など、支援活動を行なっている団体を通じて寄付を行えば、間接的に目標の達成を支援することが可能です。
 
 

まとめ

この記事では、 SDGs目標16の概要とターゲット、平和な世界の実現に向けて私たちにできることを解説しました。
SDGs16達成のためには、紛争や暴力の撲滅など、国際レベルで解決せねばならない大きな課題がたくさんあります。
日本国内においても、暴力や虐待は身近なところで起こっているかもしれません。
まずは関心を持つことから始めて、情報を周囲と共有したり、SDGs16に取り組む企業や団体を支援したりするなど、一人ひとりができる行動を積み重ねていきましょう。

 
 

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