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新卒社員が離職する5つの理由 | 離職防止に効果的なアイデア10選

2023-10-03

新卒社員が離職する5つの理由 | 離職防止に効果的なアイデア10選

2023-10-03

厚生労働省が発表するデータ「新規学卒就職者の離職状況」によると、新卒3年以内の離職率は約30%、つまり約3人に1人の割合となっています。
若干の上下変動はありますが、過去数十年間大きな変化は生じていません。
では期待に胸を膨らませていたはずの新卒社員たちが、なぜ数年で会社に見切りをつけて離職してしまうのでしょうか。
この記事では、新卒社員が早期離職する5つの理由と、離職防止に効果的なアイデアを紹介します。
人材の流出を防ぎたいと考えている企業の担当者はぜひ参考にしてください。
 
 

新卒社員が離職する5つの理由

新卒社員が早期離職する主な原因は、以下の5つです。
・人間関係にストレスを感じる
・労働条件に満足できない
・給与に不満がある
・仕事が面白くない
・キャリアアップが見込めない
新卒社員が離職する理由についてみていきましょう。
 

人間関係にストレスを感じる

上司や先輩社員などとうまくコミュニケーションが取れないと、孤独感を抱いてストレスを感じやすくなります。
新入社員に限らず、風通しの悪い職場は敬遠されるでしょう。
「職場に自分の居場所がある」と感じられるような環境を整えてあげることが必要です。
 

労働条件に満足できない

実際に仕事をしていくなかで「労働時間が長すぎる」「休日が少ない」といった点に不満を感じ、より働きやすい職場を求めて離職を考える新入社員もいます。
年齢が若い人ほど仕事とプライベートの両立を重視する傾向にあるため、企業としては充実したワークライフバランスへの取り組みが必要です。
 

給与に不満がある

給与に不満を抱くとモチベーションが維持できず、離職率に大きく影響します。
基本的に新卒社員は入社前に賃金条件を提示されているはずですが、実際の支給額が異なっていたり、労働内容に見合わない賃金を支給されていたりするなどのケースも存在します。
これは企業側に問題がある事案であり、早急に改善を図らなければなりません。
 

仕事が面白くない

入社前に思い描いていた仕事内容と違ったり、自分の適正と与えられた役割が合っていないと感じたりすると、やりがいを見出しづらくなります。
能力を発揮する機会が与えられないままでは「仕事が面白くない」という不満が溜まり、離職を意識するようになります。
 

キャリアアップが見込めない

先輩や上司の姿を見て、自身の転職・キャリアアップを考える新卒社員は少なくありません。
長く勤めてもキャリアアップが見込めない会社や、事業の将来性に期待が持てない会社は、離職につながる可能性が高いでしょう。
 
 

新卒の離職防止に効果的なアイデア

新卒社員の離職防止に役立つ10個のアクションプラン、
・柔軟な働き方に対応した環境を整える
・面談を定期的に設ける
・評価制度を見直す
・離職防止ツールを取り入れる
・メンタルケアを実施する
・マネジメント層への教育を強化する
・No残業手当
・キャリアチェンジ制度
・ピアボーナス制度
・初任給ギフト
についてそれぞれの内容をみていきましょう。
 

柔軟な働き方に対応した環境を整える

テレワークを認める、フレックスタイム制度や時短勤務制度を採用するなど、柔軟な働き方に対応した労働条件を整備する方法です。
個人に合わせた労働環境を整えることで、新卒社員の仕事とプライベートの両立を支援でき、良いコンディションを維持して業務に挑めるため、離職防止だけでなく作業効率の向上も見込めるようになります。
 

面談を定期的に設ける

新卒社員の悩みや不安を把握するためには、定期的な面談が欠かせません。
1on1ミーティングなどの場を定期的に設け、新卒社員の率直な意見を共有することで社員のモチベーション管理を行いましょう。
社員のなかで不安が膨らむ前に、離職につながる理由を可視化することで、離職を防ぐための対策を早期に講じることができます。
 

評価制度を見直す

評価制度の不満から離職を決意する新卒社員は少なくありません。
自分の労働や成果に対する正当な評価を得られないと、当然モチベーションや企業への愛着心は低下します。
ひとりの上司だけから評価される制度になっていないか、フィードバックや評価の根拠を可視化できているかなど、納得感のある評価制度への見直しを検討すべきでしょう。
 

離職防止ツールを取り入れる

近年では、社員の早期離職を防止し定着率を高める「離職防止ツール」が数多くリリースされています。
主に「社内アンケート」「ストレスチェック」「社員のモチベーションやエンゲージメントの可視化」などができる機能が備わっており、スコアの推移によって社員の意欲低下や離職の前兆を察知して素早くフォローを行えます。
ツールによって機能やコストが異なりますので、自社に適した使いやすいツールを選ぶとよいでしょう。
 

メンタルヘルスケアを提供する

新卒社員は新しい環境下で大きな不安を抱えストレスフルになりがちです。
職場で専門家による心理カウンセリングを提供することで、自分だけでは気付けないような新しい発見につながり、従業員のメンタルヘルスケア改善が期待できます。
職場に関する悩みは上司に相談しづらい場合も少なくありませんので、離職防止対策としてメンタルヘルスケアを積極的に推進しましょう。
 

マネジメント層への教育を強化する

管理職に対して定期的にマネジメント研修を実施し、パワハラやセクハラの防止対策をする方法です。
上司からの不適切な言動が離職を引き起こすケースは多いものの、本人に指摘しにくいと感じている新卒社員は珍しくありません。
どのような事例がハラスメントに該当するのかを調べ、自社やマネジメント層の行動に落とし込めるような研修を取り入れることをおすすめします。
 

No残業手当

近年ではワークライフバランスを重視する新卒者が多く、長時間労働や残業の多い企業は敬遠される傾向にあります。
国が働き方改革を推し進めていることもあり「ノー残業デー」などの制度を導入する企業も増えてきましたが、その中でも特に注目されているのが、残業をしなかった社員に手当を支給する企業の取り組みです。
某紳士服販売店では、月間の残業時間がゼロだった社員に対して1万5,000円を支給する「No残業手当制度」を採用しており、残業をしないという社員の意識改善に取り組んでいます。
残業削減は新卒の離職防止につながるだけでなく、社員の意識改革が進むことで生産性も向上し、より魅力的な企業へと成長することでしょう。
 

キャリアチェンジ制度

モチベーションが高い新卒社員でも、同じ仕事を日々淡々と続けていると仕事に飽きてしまい、成長を感じることができずに離職を考えるケースが少なくありません。
このような新卒社員の離職を防止するのに役立つのが「キャリアチャレンジ制度」です。
キャリアチャレンジ制度では、一定期間同じ部署で働いた社員が自ら他部署への移動希望を出すことができます。
会社側の都合ではなく自分の意思で異動できるのが特徴で、ほかの部署での仕事の面白さや自身の強みなどを再認識し、人材流出を防ぐのに役立ちます。
 

ピアボーナス制度

「ピアボーナス制度」は、従来の会社から社員に対して贈られる報酬とは異なり、社員同士で報酬を贈り合える仕組み・制度です。
アプリや社内チャットツールなどから、感謝や評価を贈りたい相手に、メッセージを添えてポイントを送り合います。
溜まったポイントは一定のタイミングで換算し、会社が用意した賞与や成果品と交換できたり、インセンティブとして毎月の給与とは別に支払われたりします。
社員同士がお互いを手軽に賞賛し合うことでコミュニケーションが発生し、風通しの良い職場づくり の実現、ひいては離職防止にもつながる取り組みです。
 

初任給ギフト

「初任給ギフト」は新入社員の入社式当日の様子を映像に収め、インタビューによる決意表明を行い、思い出の写真とともに両親への感謝の気持ちを届けるサービスです。
インタビューを通じて自身の言葉で決意表明することで、新入社員のモチベーション維持効果が期待できます。
また仕事に行き詰まった時などに、入社式ムービーを見て初心を振り返ることによって、離職を思いとどまらせるきっかけにもなるでしょう。
企業が主体となって新入社員に初任給ギフトを贈ることは「企業にとって大切な人材」であることを伝えるメッセージとなり、新入社員の自己肯定感の向上にも役立ちます。
新入社員の離職率低下におすすめ!「初任給ギフト」
 
 

まとめ

この記事では、新卒社員が離職する5つの理由と、離職防止に効果的なアイデアを紹介しました。
せっかく採用した新卒社員が育つ前に離職してしまうと、育成にかけた時間やコストが無駄になり、会社側にとって大きなデメリットとなってしまいます。
新卒の離職要因を知ると、おのずと対策も見えてくるものです。
早期離職を防ぐには、職場環境を整え、新卒社員をサポートする仕組みを整えましょう。

 
 

新入社員の離職率低下には「初任給ギフト」


新入社員の離職は企業にとって大きな問題です。採用や研修にかけたコストや時間が無駄になり、組織運営に支障をきたす要因にもなりかねません。
オージャストでは初任給プレゼントを企業がバックアップする「初任給ギフト」というサービスをご提供しています。企業主体で初任給ギフトを贈ることで「企業にとって大切な人材」であることを、新入社員様とそのご両親に実感いただけるサービスです。
インタビューを通して自分の言葉で決意を表明することで、新入社員様のモチベーションを上げ、使命感を生み出します。その結果、初任給ギフトを実施した企業では、離職率の大幅な低下を実現しています。
 
詳細はこちらの記事をご参考ください→新入社員の離職率低下におすすめ!「初任給ギフト」