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SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」概要とターゲット

2023-03-20

SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」概要とターゲット

2023-03-20

ガスや電気などのエネルギーは私たちの生活に欠かせません。
しかし世界ではいまだ約7億人もの人々が電気のない生活を送っています。
また安全でクリーンな電力エネルギーがないため、木炭や石炭といった有害で環境や人体に害を及ぼす燃料を用いざるを得ない人たちが世界中で28億人以上も存在するのです。
 
この記事では、世界のエネルギー問題を解決すべく掲げられたSDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の概要やターゲットを解説します。
エネルギー問題に関心を寄せる方はぜひ参考にしてください。
 
 

目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」とは

現在、私たちの使っているエネルギーは石油、石炭、天然ガスといった「化石燃料」を元にして作られたエネルギーが中心です。
しかし化石燃料は、エネルギーを作り出す際に二酸化炭素を排出するため、このまま化石エネルギーの消費量が増え続けると地球温暖化がますます深刻になると懸念されています。
また世界に残っている化石燃料の量には限りがあり、これまでのように使い続けるとあと100年分ほどしかありません。
 
そこで未来のエネルギーとして世界で注目されているのが、太陽光発電や風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマスといった、自然の力から作り出されるクリーンで持続可能な「再生可能エネルギー」です。
SDGs目標7では「すべての人々が安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」のテーマのもと、エネルギーに関するさまざまな問題を2030年までに解決すべく、国際社会が一丸となって取り組みを進めています。
 
 

SDGs目標7のターゲット

SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」では、3つの詳細な目標(1〜3)と、a〜bの具体的な2つの対策(a〜b)が掲げられています。
目標7の具体的なターゲットは、以下の5項目です。

7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
7.a 2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。
7.b 2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国の全ての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。

 
 

SDGs7における日本の現状

資源が少ない日本では、エネルギーの約90%を海外から輸入される化石燃料(石油や石炭、天然ガスなど)に頼っています。
世界第4位のエネルギー消費国でありながら、エネルギー自給率はわずか10%程度。
エネルギー面では他国に頼らざるを得ず、国際情勢の影響などを受け、安定してエネルギーを確保することが難しいという問題を抱えています。
 
しかし近年では化石燃料からの脱却を図るべく、日本でも再生エネルギーの導入が積極的に行われるようになりました。
日本の発電電力量に占める再生エネルギーの比率は、2020年時点で19.8%となっており、2011年の10.4%と比べると倍近く増加しています。
政府は2030年までに発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合を36〜38%まで引き上げる目標を公言しており、今後の政策に大きな注目が集まっています。
 
 

SDGs目標7の達成に向けて私たちにできること

目標7を実現するため、私たち個人や企業ができること「電気の無駄遣いをしない」「再生可能エネルギー事業支援に取り組む」について解説します。
 

電気の無駄遣いをしない

省エネは私たち個人がすぐにできるエネルギーの無駄遣いをなくす使い方です。
使用しない電化製品のコンセントを抜く、電気をこまめに消す、エアコンの温度設定を極端に上げ下げしないなど、誰にでも節電に貢献することができます。
一人ひとりにできることは限られていますが、みんなで取り組めば大きな効果となり、目標7の達成にもつながるでしょう。
 

再生可能エネルギー事業支援に取り組む

現在日本では、資源エネルギー庁が再生可能エネルギーの導入を検討している企業や自治体に対して事業支援を行なっています。
支援施策の内容や再生可能エネルギー事業の進め方などをまとめた「再エネガイドブック」というサイトも立ち上がっており、受付・支援を無料で受けることができます。
再生可能エネルギー事業に取り組みたいと考える企業の心強い味方となってくれますので、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
再エネガイドブックweb版:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/guide/

 
 

まとめ

この記事では、SDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の概要やターゲット、目標達成に向けて私たちができることについて解説しました。
SDGsや地球温暖化の影響で、再生可能エネルギーの導入に向けた取り組みは日々加速しています。
企業としてはどのような時代になっても対応できるよう、自社事業に関わる最新情報はこまめにチェックする必要があるでしょう。
また個人としても、エネルギーをずっと使い続けていくためにどのようなことができるのかを考え、自分たちでもできることから小さく始めていきましょう。
 
 

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