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SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」の概要と私たちにできること

2023-02-06

SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」の概要と私たちにできること

2023-02-06

私たち日本人は当たり前のように、水道から出る安全な水を飲み、整備された清潔なトイレを使っています。
日本に住んでいると水とトイレに危機感を感じることはありませんが、世界には水不足に悩んでいる国や地域がたくさんあるのが現状です。
 
この記事では、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」の概要、日本の現状、私たちにできることについて解説します。
SDGsに関心を寄せる方はぜひ参考にしてください。
 
 

SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」の概要

2030年までに達成すべき目標として2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs :Sustainable Development Goals )」の17の目標のうち、6つ目の目標として「安全な水とトイレを世界中に」が掲げられました。
 
表面の7割が水で覆われている地球ですが、人間が利用しやすい状態にある水資源は、地球にある水全体のわずか0.01%であるといわれています。ふんだんに水を消費する国がある一方で、世界の約20億人が安全に管理された飲み水の供給を受けられず、汚染水を飲むなどして感染する伝染病により命を落とす人々がたくさんいるのです。
 
また2017年時点では、世界で約42億人が衛生管理の行き届いたトイレを使用できておらず、約7億人がトイレにアクセスすることができず野外排泄をしています。劣悪な衛生環境による「下痢性疾患」によって、1日におよそ800人以上の子どもが亡くなっている現実は無視できません。
 
このような課題を解決すべく「すべての人々が清潔な水とトイレを安心して使える環境を目指す」ことを目標に、国や自治体、企業が一丸となり取り組みが進められています。
 
 

SDGs目標6のターゲット

SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」では、6つの詳細な目標(1〜6)と、a〜bの具体的な2つの対策(a〜b)が掲げられています。
目標6の具体的なターゲットは、以下の8項目です。
 

6.1 2030年までに、全ての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスを達成する。
6.2 2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女子、並びに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。
6.3 2030年までに、汚染の減少、投棄廃絶と有害な化学物質や物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模での大幅な増加させることにより、水質を改善する。
6.4 2030年までに、全セクターにおいて水の利用効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。
6.5 2030年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する。
6.6 2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼などの水に関連する生態系の保護・回復を行う。
6.a 2030年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、排水処理、リサイクル・再利用技術など、開発途上国における水と衛生分野での活動や計画を対象とした国際協力と能力構築支援を拡大する。
6.b 水と衛生に関わる分野の管理向上への地域コミュニティの参加を支援・強化する。

 
 

SDGs目標6における日本の課題

雨に恵まれ、水道設備が普及している日本では、飲み水にも生活用水にも困ることはほとんどありません。その一方、食料自給率は4割程度で、食品の多くを輸入に頼っています。
 
食料を作るには多くの水が必要です。例えば、日本はとうもろこしの98%をアメリカとブラジルからの輸入でまかなっていますが、1kgのとうもろこしを栽培するためには1,800リットルの水が必要です。食料を輸入するということは、生産にかかった水を輸入することに他なりません。
 
このような食料生産のために使われた水を「バーチャルウォーター(仮想水)」といいます。日本は水資源が豊富にも関わらず大量のバーチャルウォーターを輸入し、他国の水資源を圧迫しているという問題を抱えています。
 
 

SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」私たちにできること

SDGs6の達成に向けて私たちにできることとして「水の無駄遣いをやめる」ことが挙げられます。歯磨きをするときに水を出しっぱなしにしない、シャワーの時間を減らす、お風呂の残り湯を洗濯に再利用するなどして、節水に取り組むとよいでしょう。
 
またバーチャルウォーターを減らすためにも「必要なものを必要なだけ買う」「地産地消を心がける」といったアクションが推奨されています。買い物のときに意識することを心がけましょう。
 
企業としては、SDGs6の課題に取り組む団体・地域コミュニティと協力関係を築き、支援活動や寄付をすることで水の問題をなくすことに貢献できます。
 
 

まとめ

この記事では、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」の概要、日本の現状、私たちにできることについて解説しました。
私たちは手洗い、洗濯、料理、トイレなど、生活のあらゆる場面で水を使用します。
今日の水資源の事情を理解しながら、普段の生活で水を無駄にしないという心がけを持つなどして、自分たちにできることから小さく取り組みを始めていきましょう
 
 

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