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記憶に残る社員総会をつくるために——オージャスト代表が語る「場の設計」の本質

2026-08-05

記憶に残る社員総会をつくるために——オージャスト代表が語る「場の設計」の本質

2026-08-05

社員総会は、単なる業績報告の場ではありません。経営と現場をつなぎ、組織の熱量を一点に集める——そう考えると、その設計には相応の思想と技術が求められます。社内イベントの企画・制作・運営を手がける株式会社オージャスト代表の金功勇に、記憶に残る社員総会をつくるために大切にしていることを聞きました。

 

「伝わった」ではなく「感じた」を目指す

人事・総務・経営企画の担当者から「社員総会をどうすればもっと意味のあるものにできるか」という相談が後を絶たないと、代表は言います。

「毎年やっているから、とりあえずやっている——そういう社員総会が、残念ながら多いと感じています。でも本来、社員総会は会社にとって最も大切なコミュニケーションの機会のひとつのはずです。一年間を振り返り、次の一年に向けて全社員が気持ちを合わせる。その場をどう設計するかで、組織の空気は大幅に変わります」

大切にしているのは、「情報を伝える」場から「感情を動かす」場への転換だと代表は続けます。スライドで業績数字を並べるだけでは、参加者の記憶にはほとんど残りません。重要なのは、社員が「自分はこの会社の一員だ」「来年もここで頑張りたい」と腹の底から感じられるかどうか——そこを起点に、すべての演出を考えることが重要だといいます。

「頭で理解することと、心で感じることはまったく別の体験です。数字や言葉は理解させることはできますが、人を動かすのは感情です。社員総会の設計において、私たちが一番こだわるのは、参加者の感情にどう触れるかという点です」

 

オープニングの「3分間」が総会の全体を決める

オージャストがこれまで手がけてきた社内イベントの映像制作の実績を見ると、社員総会のオープニング映像に特に力を入れてきたことがうかがえます。スピード感や成長感を表現した映像、企業のビジョンを視覚的に体現した演出——それらはいずれも、「場の空気をつくる」という目的意識のもとで制作されてきたものです。

「オープニングの数分間で、その日の総会の空気がほぼ決まります。参加者が席に着いて、照明が落ちて、映像が流れ始める——その瞬間に『今日は何か違う』と感じてもらえるかどうか。ここで心をつかめないと、その後どれだけ素晴らしいコンテンツを用意しても、場が温まらないまま終わってしまいます」

オープニング映像は単なる「見せ物」ではないと代表は強調します。会社のこれまでの歩み、乗り越えてきた困難、仲間への感謝、そして未来へのビジョン——そうした要素を、映像・音楽・ナレーションを通じて凝縮して届けることで、参加者全員の気持ちをひとつに揃える役割を果たします。

「よくできたオープニング映像を見た後の会場は、明らかに空気が違います。拍手が起きることもありますし、目に涙を浮かべている社員の方もいらっしゃいます。そういう瞬間を目の当たりにするたびに、この仕事の意味を実感します」

 

「かっこいい」だけでは意味がない——企業らしさの言語化

映像や演出のクオリティを高めることは大前提です。しかし代表がそれ以上に重視するのは、その会社ならではの「らしさ」を正確に表現できているかどうかだといいます。

「たとえば、スタートアップ系の企業が求めるオープニングと、創業数十年の老舗メーカーが求めるオープニングは、まったく違います。前者はスピード感や勢い、変革への意志を体現したものが求められますし、後者は積み重ねてきた信頼や誇り、人と人とのつながりを丁寧に表現することが大切です。どちらも『かっこよく』作ることはできますが、それだけでは不十分です。その会社の社員が見たときに、『これは自分たちの話だ』と感じてもらえるかどうかが本当の勝負です」

そのためにオージャストでは、制作に入る前のヒアリングにとりわけ時間をかけるといいます。担当者だけでなく、経営トップの言葉、現場社員の声、その会社が大切にしている価値観——それらを丁寧に聞き取ったうえで、演出の方向性を決めていくのだと代表は説明します。

「企業の文化や価値観は、すぐには見えません。表面的な情報だけで制作すると、どこか借り物のような映像になってしまいます。その会社にしかない言葉、その会社にしかないエピソード、その会社にしかない雰囲気——そこを丁寧に掘り起こすことが、私たちの仕事の出発点です」

 

社員が「主役」になれる設計を

記憶に残る社員総会に共通しているのは、社員一人ひとりが「自分がこの場の主役だ」と感じられる瞬間があることだと代表は言います。

「経営者が壇上から一方的にメッセージを伝えるだけの総会と、社員が自分ごととして参加できる総会とでは、終わった後の熱量がまったく違います。表彰式で仲間が称えられる瞬間、一年間の苦労が映像で振り返られる瞬間、全社員で共有できる笑いや感動の瞬間——そういう体験が、組織の記憶として残っていくんです」

具体的には、表彰コンテンツの演出、社員インタビューを取り入れた映像制作、会場全体を巻き込むインタラクティブな仕掛けなど、社員が受け身にならない場づくりを提案してきたと代表は話します。

「社員総会が終わったあと、翌日も翌週も、社員の口から『あの総会よかったね』という言葉が出てくる——それが私たちの目指すゴールです。その余韻が、日々の仕事への意欲につながっていくと信じています」

 

担当者の「思い」を形にするパートナーとして

社員総会を担当する人事・総務・経営企画のご担当者は、多くの場合、並行して別業務を抱えながらイベントの準備を進めています。そのプレッシャーは決して小さくないと代表は言います。

「担当者の方は、本当に大変な思いをされています。経営層の期待に応えなければならない、社員全員に喜んでもらわなければならない、予算も限られている——そういった制約の中で、最善の場をつくろうと奮闘されています。私たちはそのパートナーとして、担当者の方が抱えているビジョンや思いを、できる限り正確に形にすることを大切にしています」

だからこそ、制作の進め方においても「一緒につくる」という姿勢を大切にしているといいます。たたき台の段階からアイデアを共有し、担当者からのフィードバックを丁寧に受け止めながらブラッシュアップしていく——そのプロセス自体が、最終的なアウトプットの質を高めることにつながると代表は語ります。

「完成した映像や演出を見て、担当者の方が『これです、これが私たちの求めていたものです』とおっしゃってくださる瞬間が、私にとって何よりうれしい瞬間です。そのためなら、何度でも提案を練り直す。それが私たちのスタンスです」

 

まとめ

代表・金功勇が語った言葉を振り返ると、記憶に残る社員総会づくりの核心が見えてきます。情報を「伝える」場から感情を「動かす」場へ。オープニングの数分間で会場の空気を一変させる演出の力。その企業にしかない「らしさ」を丁寧に言語化し、映像と演出に落とし込む技術。そして社員一人ひとりが主役として参加できる場の設計——これらすべてが揃ったとき、社員総会は単なる年次行事を超え、組織の記憶として長く語り継がれる場になるのではないでしょうか。

「社員総会は、会社と社員が本音で向き合える数少ない機会です。その場を丁寧に、誠実に設計することが、組織の力を育てることにつながると信じています」——代表のその言葉が、オージャストという会社の根幹にある思想を、静かに、しかし力強く物語っていました。

取材・文:オージャスト編集部

 

社員総会はオージャストにおまかせください

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株式会社オージャストは、社員総会をはじめとする社内イベントの企画・映像制作・当日運営まで、一貫してサポートしています。オープニング映像の演出から表彰コンテンツの設計、会場全体の空気づくりまで、貴社の文化や価値観を丁寧にヒアリングしたうえでご提案します。「毎年同じになってしまう」「もっと社員の心に残る総会にしたい」とお考えのご担当者様は、ぜひオージャストにご相談ください。