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社内イベントで運動会を行う効果とは?目的やメリット、事例を紹介

2024-04-27

社内イベントで運動会を行う効果とは?目的やメリット、事例を紹介

2024-04-27

「社内運動会」という言葉を聞くと、どこか昭和の社内行事をイメージする人も少なくないのではないでしょうか。
ところが令和の時代に突入し、運動会を社内イベントに取り入れる企業が再び増えています。
この記事では、社内運動会を行うメリットや開催までの流れ、運動会を実施した企業事例など、社内運動会に関する情報をまとめて紹介します。
 
 

社内運動会の目的とは

テレワークや在宅勤務などの新しい働き方が普及した昨今、組織におけるコミュニケーションの重要性があらためて見直されており、社内運動会に注目する企業が増えています。
社内運動会の目的は企業によって異なりますが、社内コミュニケーションの促進や運動不足解消、チームビルディングの向上などが主に挙げられます。
参加者を社員に限定せずに社員の家族を招いたファミリーデーにしたり、 キッチンカーや出張屋台を呼んでお祭り要素を加えたりと、社員・家族の慰労目的として開催することも可能です。
 
 

社内イベントで運動会を実施する効果・メリット

社内運動会を行う主なメリットは以下の3つです。
・コミュニケーションの活性化
・社員の健康意識が高まる
・企業イメージが向上する
社内運動会がもたらす効果をひとつずつ見ていきましょう。
 

コミュニケーションの活性化

社内運動会を通じて、社員同士のコミュニケーションを活性化できます。
職場でのコミュニケーションは話す内容や相手が制限されてしまいがちで、違う部署の人は名前も顔も知らないという社員も少なくないでしょう。
運動会をきっかけに普段は接することのない他部署のメンバーとも会話する機会が生まれ、交流が広がります。
上司や部下、同僚などとのコミュニケーションの場にもなるため、ひとつの行事に取り組むうちに団結力が高まるといったメリットもあります。
 

社員の健康意識が高まる

社内運動会は、運動不足気味の社員の健康意識を高めるのに役立ちます。
テレワークやデスクワークが多い仕事では、座りっぱなしで動く機会が減るため、運動不足になりがちです。
とはいえ日頃から運動をしない人にとって運動はハードルが高く、ついつい後回しにしてしまいたくなるものです。
普段の仕事を離れてスポーツで思いっきり体を動かせば、気分転換やストレス解消につながり、仕事の生産性向上にも期待が持てるようになります。
 

企業イメージが向上する

社内運動会には、企業のブランドイメージを向上させる効果もあります。
社内運動会の実施は「社内の人間関係や働く環境を大切にしている」「時間的・経済的に余裕がある」など、風通しが良い社風であることを社外にアピールする機会になり得ます。
中には家族参加型イベントの場として活用する企業もあり、社員の家族にも参加してもらうことで企業への理解を深めてもらい、社員の家族やその周りからの信頼獲得につなげる効果も狙えるでしょう。
社内運動会を開催している企業として広く認知され、社外からのイメージアップに期待が持てるようになります。
 
 

社内運動会を開催するまでの流れとポイント

社内運動会を開催する大まかな流れは、以下の8ステップです。
・運動会の実施目的を定める
・概要決定
・会場手配
・社内告知
・競技種目の決定
・開催準備、制作
・運動会開催
・振り返り
それぞれのポイントを詳しく解説します。
 

運動会の実施目的を定める

まずは社内運動会を開催する目的を明らかにします。
目的がはっきりしていないと着地点が曖昧になり、効果的な運動会を開催できません。
社内コミュニケーションの向上を図りたいのか、社員をサポートしてくれている家族に日頃の感謝を伝えたいのかなど、社内運動会を通じて企業が達成したい目標を明確に定めましょう。
 

概要決定

実施目的が定まれば、参加人数、日程候補、予算などを含む概要を決めます。
開催日は繁忙期を避け、できる限り多くの社員が参加できる日程を選ぶとよいでしょう。
休日開催にすると「休みの日が社内イベントで潰れた」というネガティブな感情を抱いてしまい、モチベーションや参加率が下がる要因となりかねません。
業務の一環として営業日に開催したり、休日開催にする場合は代休を設けるなどの配慮を心がけましょう。
 

会場手配

人数や日程の候補をもとに、会場の選定を行います。
昨今では社内運動会を開催する企業が増えているため、会場を早めに確保するのがポイントです。
特に秋のシーズンはイベントで混み合う時期ですので、すぐに会場が埋まってしまう可能性があります。
参加人数や交通アクセスを考慮したうえで会場候補を絞り出し、可能な限り事前に現地を視察しておくと当日のイメージとのギャップが少なくなり安心です。
 

社内告知

会場が決まり次第、社内メンバーへ告知するようにしましょう。
日常業務から離れたレクリエーションイベントだからこそ、事前告知からいかに社内全体を巻き込みムードを高めていくかが大切です。
告知の際は、会場のマップ、アクセス方法、集合時間、持ち物や注意事項など必要な情報を抜け漏れなく告知します。
 

競技種目の決定

参加者の人数や会場の広さを踏まえて競技種目を決定します。
競技種目は、誰でも参加しやすいプログラムを中心に設計するよう心がけましょう。
社内運動会は身体能力を競う場ではなく、社員によっては運動に対してネガティブなイメージを抱いている人もいるためです。
家族が参加する運動会の場合は、親子で協力しながら挑むような競技を取り入れるのもおすすめです。
 

開催準備・制作

開催に必要な備品のリストアップやタイムスケジュールの作成など、以下のような準備・制作を行います。
・タイムスケジュールプログラム作成
・オープニングムービーなどの動画作成
・会場の座席や競技フィールドのレイアウト
・運営スタッフや撮影スタッフの選定、派遣
・音響手配
・飲食ケータリングの手配
・のぼりやお揃いTシャツなどのオリジナル物品手配
・競技に必要な備品レンタルの手配
・景品や賞の用意、発注
・イベント保険の加入
やるべきことは山積みですので、優先順位の高いものから早めに進めていきましょう。
 

運動会開催

当日は幹事や運営スタッフが中心となり、タイムスケジュールを適時調整しながら運動会を盛り上げていきましょう。
もし外部の運営スタッフや専任MCを手配できれば、イベントに慣れたスタッフが運営をサポートしてくれるので、担当者を含めた社員全員が運動会に参加できるようになります。
運動会の最後には表彰や結果発表を行い、会場の破損などはないかを確認したうえで運動会を終了します。
 

振り返り

参加者のアンケートなどから社内運動会の効果を振り返り、次回開催の検討や改善につなげるとよいでしょう。
 

社内運動会で取り入れたい定番競技

社内運動会の目的であるチームビルディングやレクリエーションを踏まえて、団体競技を中心とした社内運動会の定番プログラム例を紹介します。
 

玉入れ

たくさんの球が飛び交う玉入れは、多少ミスをしても気にならない、運動会の代名詞ともいえる定番競技です。
シンプルなルールかつ身体能力を問いませんので、運動が苦手な方でも気軽に参加できます。
背負いかごを持った人が逃げ回ったり、親子で参加したりするなど、バリエーションに幅を持たせられるのも特徴です。
 

大縄跳び

互いに力を合わせて行う大縄跳びは、チームワークを高める効果に期待が持てる競技です。
主にリズム感が求められるため、運動神経に自信がない方でも参加できます。
大縄跳びは運動会の後半になると疲労でうまく跳べなくなり、ひっかかる回数も増えてしまいますので、プログラムの前半に行うのがポイントです。
 

騎馬戦

騎馬戦はチームとしての戦略が求められ、チームワークの強化や協力意識などのメリットを得やすい競技です。
大人が参加する運動会で盛り上がる種目のひとつであり、上に乗る役であれば子どもでも楽しめる可能性があります。
騎馬戦を行う際は安全性を考慮しながら、戦略的に取り組むように促しましょう。
 

綱引き

大勢で声を掛け合い、一体感が生まれやすい競技が綱引きです。
みんなで力を合わせて大きな綱を引っ張るというシンプルなルールで、ひとりあたりの負荷が少なく、子どもから大人まで気軽に参加できるのがメリットです。
部署ごとにチームを分けて行い、全員で協力することでチーム意識が高まります。
 

チーム対抗リレー

チーム対抗リレーは、社内運動会の花形ともいえる定番競技です。
バトンパスなどのチームワークはもちろん、メンバー個々の活躍が光る競技ですので、応援に熱が入ること間違いありません。
盛り上がる競技ですので、イベントの終盤におすすめです。
 

企業のカラーが感じられるオリジナル競技事例

企業によっては、自社のカラーを取り入れたオリジナル競技に挑戦しています。
他では見られない独創的な競技事例を紹介しますので、アイデア探しの参考にしてください。
 

【パソコン生産競走】リングロー株式会社

IT機器リサイクル事業を行うリングロー株式会社では、社内運動会の種目にオリジナル競技「パソコン生産競走」を実施しました。
競技場内に隠されたパソコンパーツを探し出し、一台のパソコンを組み立てるという中古パソコン商社らしいユニークな内容です。
専門知識が求められる難易度の高いオリジナル競技を実行したとして、強いインパクトを与えました。
参考:リングロー株式会社:会社運動会「オリングローピック〜2016〜」を開催!
 

【サーバー投げ】エンジニアオリンピックゲームス

IT業界で働くシステムエンジニアによって開催される運動会「エンジニアオリンピックゲームス」では、廃棄予定のサーバーを投げるオリジナル競技「サーバー投げ」を実施しています。
重さ約20kgのサーバーを投げて飛距離を競う競技ですが、普段は投げてはいけないサーバーを曲げる行為がITっぽいという遊び心や、ストレス発散の機会になるとして参加者から人気を集める種目となりました。
参考:デイリーポータルZ:ITエンジニアの運動会はサーバーを投げる
 
 

社内イベントに運動会を取り入れた企業事例

社内イベントの一環として運動会を実施した企業、
・フリュー株式会社
・株式会社スポーツフィールド
・パナソニックホールディングス株式会社
の取り組み事例をそれぞれ紹介します。
 

フリュー株式会社

プリントシール機の企画開発など手がけるフリュー株式会社は、2023年の七夕の日に「体力・頭脳・運!フリュー七夕祭り」と題した社内イベントをポートメッセなごやで開催しました。
同社では毎年社員旅行を実施していたもののコロナ禍で中止が続き、若手や中途入社の社員から「会社の人を知る機会が少ない」という声が上がっていました。
コロナ禍明けに日帰りで行われた同イベントは、玉入れや人間カーリングなど運動会の要素を多く盛り込み、共通体験を生むイベントとして従業員同士の親睦を深めることに成功します。
屋台ブースの設置や優勝チームへの賞品贈答、ゲストにお笑い芸人を招集するなど盛り上がるコンテンツを多数用意し、事後アンケートでは若い世代からも好意的な評価を得たといいます。
参考:フリュー株式会社:親睦イベントについて – FURYU Tech Blog –
 

株式会社スポーツフィールド

スポーツ人材に特化した採用支援サービスを展開する株式会社スポーツフィールドは、新入社員が配属後の部署でも安心して仕事に取り組めるよう、2024年度の入社式で運動会を実施しました。
東京体育館で執り行われた入社式の入場プログラムでは、名前のコールとともに22名の新卒社員と5名の中途社員がバスケットゴールへシュートを行い、全社員で盛り上がりながら新入社員の新たな門出を祝いました。
午後からは部署を中心としたチーム対抗の運動会を開催し、チーム種目のドッジボールやチーム対抗リレー、個人種目でフリースローを競うオリジナル競技「スポーツフィールドNo.1シューター決定戦」などを行い社員同士の親睦を深め合いました。
また家族参加型のイベントとして子どもにも楽しんでもらえるプログラムを取り入れ、自社の社風や社員の人柄を知ってもらう機会の創出にもつなげました。
参考:株式会社スポーツフィールド:東京体育館にて、2024年入社式・運動会を挙行しました!
 

パナソニックホールディングス株式会社

近年、若者の離職対策が叫ばれる中、大手電機メーカーのパナソニックが社内コミュニケーションの活性化を目的とした運動会を開催しました。
同社では入社5年目までの社員に行ったアンケート調査の結果、対面でのコミュニケーションが減る中で若手社員たちから交流の場が欲しいとの要望が出ており、社内運動会の開催に踏み切ります。
2024年2月に代々木国立競技場で開催された社内運動会には、参加対象となる入社5年目までの新卒・キャリア入社の社員が全国から集まり、およそ1.200名が参加しました。
カラフルダンシング玉入れや耐久体操レースなど計6種目を実施するだけでなく、競技と並行してグループワークショップを開催し、経営幹部との交流や事業内容を学ぶ時間を設けました。
参加した社員からは「同世代との新たなつながりができた」「参加を促してくれた上司や同僚に感謝したい」といったポジティブな声が多く聞かれ、関係づくりや新たな気付きを得る機会を提供できたといいます。
参考:ITmediaビジネスオンライン:99%が満足も パナソニックの若手社員が「社内運動会」で見つけた課題
 
 

まとめ

この記事では、社内運動会を行う目的や効果、企画から開催までの流れ、運動会を取り入れた企業事例などを紹介しました。
社内運動会は社内コミュニケーションの活性化や社員の運動不足解消だけでなく、社外のイメージアップにつながるなど、企業にとってもさまざまなメリットが得られるイベントです。
「通常業務と並行して運動会を企画するのは大変そう」
「会場手配から当日の運営まですべて任せたい」
といった場合は、プロのイベント制作会社へ依頼する方法もあります。
現代だからこそ求められる社内運動会を開催して、社員満足度の向上を図ってみてはいかがでしょうか。


 
 

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