社内イベント・クリエイティブ

社内イベント・クリエイティブ制作のオージャスト

お電話でのお問い合わせ 0120-487-121

トピックス

SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」概要とターゲット

2023-06-20

SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」概要とターゲット

2023-06-20

将来にわたって豊かに暮らせる世界を作るには、持続可能な産業の発展に加えて、気候変動に対応するための技術開発が欠かせません。
この記事では、SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の概要、ターゲット、私たちにできることを紹介します。
SDGsの取り組みに関心を寄せる方はぜひ参考にしてください。
 
 

SDGsゴール9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の概要

国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標のうち、9つ目の目標として「産業と技術革新の基盤をつくろう」が掲げられました。
 
私たちの生活を支え、産業の基盤となるのが「インフラ」です。
道路、水道、電力、インターネットなど、私たちの暮らしをさまざまな側面から支えています。
近年増加している自然災害に直面した際に、なるべく早く復旧できるようなインフラ構築が世界中で求められており、強靭なインフラはこれからの持続可能な社会のためにますます必要不可欠です。
 
しかし途上国ではインフラや設備が整っていない地域が多くあり、電気や水道はもちろん、これからの産業の発展に欠かせないインターネットの普及が遅れています。
インフラの未整備は人々の生活水準が満たされないだけでなく、貧困や経済成長を阻害する大きな要因にもなっているのです。
 
このような状況を改善すべく、SDGs目標9では「私たちの基本的な生活を支えるインフラを整え、誰もが安く簡単に使えるようにすること」「技術革新を推進していくこと」を目標に、国際社会が一丸となってさまざまな取り組みをおこなっています。
 
 

SDGs目標9のターゲット

SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」では、5つの詳細な目標(1〜5)と、a〜cの具体的な3つの対策(a〜c)が掲げられています。
目標8の具体的なターゲットは、以下の8項目です。
 

9.1 全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。
9.2 包摂的かつ持続可能な産業化を促進し、2030年までに各国の状況に応じて雇用及びGDPに占める産業セクターの割合を大幅に増加させる。後発開発途上国については同割合を倍増させる。
9.3 特に開発途上国における小規模の製造業その他の企業の、安価な資金貸付などの金融サービスやバリューチェーン及び市場への統合へのアクセスを拡大する。
9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
9.5 2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。
9.a アフリカ諸国、後発開発途上国、内陸開発途上国及び小島嶼開発途上国への金融・テクノロジー・技術の支援強化を通じて、開発途上国における持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラ開発を促進する。
9.b 産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する。
9.c 後発開発途上国において情報通信技術へのアクセスを大幅に向上させ、2020年までに普遍的かつ安価なインターネットアクセスを提供できるよう図る。

 
 

SDGs9の目標達成に向けて私たちにできること

SDGs目標9のゴールに向けて、私たち個人と企業ができる取り組みを紹介します。
 
 

途上国のインフラ開発に取り組む企業を支援する

目標9のために個人ができることのひとつに、SDGs目標9の達成に向けた支援活動をおこなっている企業や団体を探して、募金や寄付をすることが挙げられます。
開発途上国に必要な電気やインターネットなどのインフラ設備にかかる資金集めや、現地での活動費の補助に、個人として貢献することが可能です。
また寄付先によっては定期的に活動レポートが送られてきますので、現在の活動状況や今後の課題などをより深くタイムリーに知ることができます。
 
 

オープンイノベーションを活用する

SDGs目標9の達成に向けて、企業として注目したい仕組みが「オープンイノベーション」です。
オープンイノベーションは、組織のイノベーションを促進するために、自社以外の会社や機関が持っている知識・技術を積極的に活用する取り組みです。
昨今では多くの企業がオープンイノベーションの導入に関心を持っており、各企業の強みや抱えている課題を開示し、効率的にマッチングできる環境やプラットフォームが整っています。
自社単独では作り出すことが難しい製品やビジネスモデルを外部と連携し、新たなイノベーションの創出に役立ててみてはいかがでしょうか。
 
 

まとめ

この記事では、 SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の概要とターゲット、私たちにできることを紹介しました。
世界の誰もが快適に暮らせる世の中は、私たちの行動や意識の変化によって作られています。
私たち個人の力は小さいかもしれませんが、支援団体に寄付をしたり、新たな事業の創出に取り組んでみたりして行動すれば、少しずつ世界を良い方向へ変えることができるはずです。

 
 

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】

日本では、年間およそ700件(一般社団法人 日本展示会協会調べ)の展示会が開催されており、約77000社の企業がブースを設営しています。
現在SDGsを推進している大企業も含む多くの企業・団体が、未だに木工のブースを制作しては壊しているのです。

当社では再利用可能な展示ブース【Re:ブース】にて、年間75~100件以上の展示会をサポートさせて頂いており、多くのお客様にお喜び頂いております。
SDGsの12の目標である「つくる責任つかう責任」に対して、全国規模で目標達成に取り組んで参ります。

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】で、地球環境を守りましょう。
導入のご相談など、お気軽にお問い合わせくださいませ。

rebooth_lp

地球環境に配慮した次世代型展示ブース【Re:ブース】の詳細はこちら