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SDGs目標12「つくる責任つかう責任」 ターゲットと私たちにできること

2022-07-29

SDGs目標12「つくる責任つかう責任」 ターゲットと私たちにできること

2022-07-29

経済成長に伴う生産性の向上によって、私たちはものに困らない豊かな生活を得ることができました。
しかし、現代における大量生産・大量消費型の生活を続けていると、ものを作り出すために必要な「資源」がいつか枯渇してしまう可能性が高まります。
この記事では、このような事態を回避すべく設定された、 SDGs目標12「つくる責任つかう責任」のターゲットと私たちにできる取り組みについて解説します。

 

SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」とは

SDGs(Sustainable Development Goals – 持続可能な開発目標)の取り組みにおける17の目標のうち、「つくる責任つかう責任」は12個目の目標です。
有価物の投棄・食品ロス・エネルギー消費・リサイクルなどのさまざまな分野において、持続可能な生産消費形態を確保し、資源の枯渇を防ぐために2015年9月の国連サミットで採択されました。
 
人類が現状の生活を続けるには地球が1.7個必要であるといわれるほど、人間は過剰に資源を使い込んでいるというのが現状です。
目標12は”つくる側の生産者”と”つかう側の消費者”がそれぞれの責任を意識し、持続可能な社会のために2030年までの達成を目標に掲げています。
 

目標12のターゲット

SDGs12では、8つの詳細な目標(1〜8)と、a〜cの具体的な3つの対策(a〜c)が掲げられています。
目標12の具体的なターゲットは、以下の11項目です。

12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な生産と消費に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2020年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興、産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を観測する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合は、その環境への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を推奨する、化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。

 

SDGs目標12の達成に向けて私たちにできること

私たちはものを使う側の消費者として、SDGs目標12の達成に向けてできることがたくさんあります。
例えば「ゴミを少なくする」「無駄なものを買わない」「長く使い続ける」などといった行動が挙げられます。
私たちが身近にできる取り組みの一例をみていきましょう。
 

ゴミを減らす

ゴミの問題で大きく取り上げられるのが食品廃棄、いわゆる食品ロスです。
世界中で生産された食料のうち、毎年3分の1(約13億トン)が破棄されており、日本でも東京ドーム5杯分に相当する約600万トンもの食品廃棄物が毎年出されています。
食品ロスは天然資源を無駄にする行為であるため、食品を余分に買いすぎない、買った食材は使い切る、期限内に食べきるなどを意識するようにしましょう。
 

買うべきものをよく考える

私たち消費者は、商品を自由に選択することができます。
日々使っている商品がどのようにして作られているのか、環境に配慮した取り組みを行っているのか、興味を持つことが非常に大切です。
持続可能で環境に配慮した商品や、つくる人たちの権利を考えた商品などを購入することで、持続可能な社会に役立つことができるでしょう。
 

まとめ

SDGs目標12「つくる責任つかう責任」のターゲットと私たちにできることについて解説しました。
目標12は世界全体で取り組む目標であり、その達成のためには私たち一人ひとりが意識して行動していく必要があります。
無駄な買い物を避ける、環境に配慮した商品を選ぶなど、身近なできることから始めていきましょう。
 
 

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