社内イベント・クリエイティブ
社内イベント・クリエイティブ制作のオージャスト2021-07-15
2021-07-15
コロナ禍でオンラインでの会議やセミナーが増えている中、リアルタイムテロップという手法が使われるようになっています。そこで本記事では、リアルタイムテロップとは何であるか、またどのようなメリットがあるのかなどについて解説いたします。
目次
リアルタイムテロップとは、その名の通り現在進行形で字幕やキャプションなどを出す機能のことです。例えば、誰がが話すときにその内容に応じて同時に字幕を出すことが挙げられます。これまでも音声を自動で認識して字幕を出す機能はありましたが、リアルタイムというのが大きなポイントです。
このリアルタイムテロップを利用するとどのようなメリットを得られるのか、見ていきましょう。
音声だけだとどうしても記憶に残りにくかったり、聞き流してしまうことが多いでしょう。一方で、文字を視覚的に見ると記憶に残りやすく、また理解もしやすくなります。もちろん個人差はありますが、多くの方は文字情報の方が覚えやすい、もしくは音声と文字情報の両方があることでより理解できて、記憶にも残るはずです。
視覚と聴覚の両方から見聞きすれば話がより頭に入りやすいですが、耳が不自由な方が話している人の口の動きと字幕で話を理解するということもできます。耳が不自由な方は今までなかなかリアルタイムで話を理解することが難しかったはずですが、リアルタイムテロップならリアルタイムで理解できます。
しかし、リアルタイムテロップにもデメリットはあります。
リアルタイムテロップのデメリットは誤字脱字が多いことです。音声を認識して字幕を自動的に付ける機能なので、音声の認識がずれたり、漢字変換が間違っているようなこともあるでしょう。
特に話し手の活舌が悪いと、誤字脱字は増えるはずです。もっとも、意味を理解できないほど誤字脱字が多いわけではありません。多少の誤字脱字があっても話の大筋を理解することは容易なので、リアルタイムテロップは十分役割を果たしていると言えます。
このリアルタイムテロップの技術は具体的にどのようなシーンで活用されるのでしょうか。実際に使われるシーンをご紹介します。
Zoomでの商談、ミーティング、スピーチなどは現在のコロナ禍では定番化しています。しかし、直接会話しているのに比べると何を言っているのか聞き取りにくく、支障が出ることもあるでしょう。
ここでリアルタイムテロップがあれば、聞き逃して聞き直すようなことをしなくて済みます。特に音声状況が悪いと何度も聞き直してなかなか前に進まないようなこともあるので、Zoomではリアルタイムテロップが大活躍するはずです。
リアルタイムテロップで字幕を入れると、それが動画資料にもなります。動画の場合はリアルタイムではなく後から字幕を入れることもできますが、リアルタイムで字幕が入った方が話しながら字幕を確認でき、また後から字幕を入れる手間も省けます。
つまりリアルタイムのやり取りだけでなく、動画として残す場合もリアルタイムテロップは役立つということです。
リアルタイムテロップは会場でのスピーチにも役立ちます。会場でのスピーチは無観客でオンライン配信するものではなく、会場に直接集まるスピーチでも役立ちます。
会場でスピーチしながらスクリーンにリアルタイムで字幕を表示することが可能で、これにより観客は聞き逃して話がわからなくなることを防げます。
このようにリアルタイムテロップはオンラインでもオフラインでも役立つツールです。株式会社オージャストでは、リアルタイムテロップも取り扱っていますので、ぜひご興味のある方は以下の問合せフォームからご連絡ください!
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