社内イベント・クリエイティブ
社内イベント・クリエイティブ制作のオージャスト2021-02-03
2021-02-03
皆さんの会社には社内表彰という制度がありますか?
社内表彰とは、なんらかの形で会社に貢献した従業員に対して敬意をたたえて表彰する制度です。主に営業成績No.1だった、ユニークなアイデアを出した、社内プレゼン大会で優勝したといった功績を挙げた社員が対象となることが多いです。
社内表彰の一番の目的は、従業員のモチベーションアップです。社内表彰が行われることによって、社員は自分の努力が認められた、頑張って良かった、といった気持ちを持てます。社員の頑張りはどうしても会社にとって縁の下の力持ち状態になりがちで、普段スポットライトが当たることは少ないです。
そのため、社員の立場からするとミスは指摘されるが、しっかり仕事をしても感謝も評価もされないと思ってしまいがちです。そうすると当然モチベーションは下がるでしょう。
そこで普段社員の頑張りにスポットライトが当たる機会が少ないからこそ社内表彰を行い、頑張った社員に敬意を表してモチベーションアップにつなげてもらう方法があります。表彰だけでは効果が薄いという意見もありそうですが、人間は評価されたり感謝されることによって、本人が思っている以上にモチベーションが上がるといったデータが随所で公表されています。
つまり、社内表彰は想像以上の効果を発揮する可能性があるといってもよいでしょう。
社内表彰を行うことで社員のモチベーションが向上するとご説明しましたが、それ以外にも社内表彰にはメリットがあります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
【社内表彰のメリット】
・社員の努力の方向性が明確になる
・裏方にもスポットライトを当てやすい
・離職率を下げられる
まず社員の努力の方向性が明確になります。何故ならば、表彰に向かって努力すべき分かりやすいルートが見えてくるからです。また会社にとっても、社員に頑張ってほしいことをベースに社内表彰の基準を設ければ良いのです。
次に裏方業務にもスポットライトを当てやすいというメリットがあります。例えば、経理業務は普段努力が評価されることが少ない割に、一度失敗だけで叩かれがちです。
このような部署に対しても社内表彰を設けることで、モチベーションアップにつなげられます。「職場の雰囲気を良くする人」「頼りにできる先輩」などのアンケートを実施し、各項目や総合点で社内表彰を行う形式にすればどの部署でも社内表彰が実施できます。
最後に社内表彰が離職率の低下につながる可能性もあります。この理由は単純であり、社員のモチベーションアップは離職率と大きく関係するからです。
仕事に対するモチベーションが低下すれば、社員は会社を辞めたいと思う可能性があります。逆に社内表彰制度によってやるべきことが明確になると、頑張れば評価されると思えるようになり、仕事へのモチベーションがアップが期待できます。
次に、社内表彰のデメリットをお伝えします。
【社内表彰のデメリット】
・表彰されない部分でのモチベーションが低下しかねない
・社内でライバル関係が生まれる可能性がある
社内表彰制度を導入することで、表彰されるために社員は努力するようになるでしょう。しかし、表彰されない部分ではやる気が低下するリスクがあります。例えば営業成績で表彰されるのであれば、後輩社員の教育や顧客へのアフターフォローなどがおろそかになるかもしれません。
次に社内表彰をめぐって派閥関係が生まれる可能性があります。ライバル意識や向上心を持つことは切磋琢磨による実力アップが見込めますが、ライバル関係にある社員との関係が悪化するリスクも見逃せません。
つまりデメリットも考慮した上で社内表彰の内容を考える必要があるということです。
それでは実際にはどのような社内表彰が行われているのか、その具体例をご紹介します。
【メジャーな社内表彰】
・成績優秀者表彰
・永年勤続表彰
・新人賞
これらの表彰は王道的社内表彰です。営業成績が一番良かった、勤務年数が長い、新人の中で一番頑張っていたといった指標は客観的にわかりやすく、多くの会社で実施できるでしょう。
一方で、以下のような社内表彰を行っている企業もあります。
【ユニークな社内表彰】
・スタッフ間での投票表彰
・失敗談表彰
スタッフ間での投票表彰とは、事務所の雰囲気を明るくする人、あるいは業務において信頼できる人を投票形式で選出して表彰するものです。経営陣がトップダウン式に決めるのではないという点が特徴的です。
さらにユニークなのが失敗表彰です。あえて業務においてミスをした社員を表彰するという一見するとよくわからない表彰です。一見すると笑い者にしているかのような印象ですが、その狙いは「ミスを共有することで再発防止を防ぐ」ことにあると言われています。
確かにミスを部署内だけで処理するのではなく、全体で共有することで類似事案を防止するという面では説得力があります。
今回は「社内表彰」についてご紹介しました。
株式会社オージャストでは、社内表彰の企画・プロデュースも行っております。コロナ対策に配慮した会場実施や、オンライン開催も可能です。
もちろんご相談は無料!お気軽にお問い合わせください。
アクセスランキング