社内イベント・クリエイティブ
社内イベント・クリエイティブ制作のオージャスト2026-09-08
2026-09-08
「今年の忘年会・新年会、余興はどうしよう」「景品の予算感や選び方がわからない」――毎年この時期になると、幹事を任された人事・総務・経営企画の担当者から、そんな声が聞こえてきます。余興や景品は、社内イベントの満足度を左右する重要な要素です。しかし、参加者の年齢層やキャラクターがバラバラな社内イベントでは、全員が楽しめる余興を選ぶのは意外と難しいもの。また景品についても、予算配分・品数・ジャンルのバランスをどう取るか、毎年頭を悩ませる担当者は少なくありません。
この記事では、社内の忘年会・新年会を成功に導くための余興アイデアと景品の決め方を、実務的な観点から詳しく解説します。ぜひ今年の企画に役立ててください。
目次
忘年会や新年会は、単なる「飲み会」ではなく、社員同士の交流を深め、組織への帰属意識を高める大切な機会です。社内ナレッジとしても、「役職を忘れ、職種を超えて社員同士が自由に交流できる貴重な機会」という位置づけが示されています。そして近年では、過ぎた一年を「忘れる」という後ろ向きな発想ではなく、来たる新年に希望を「望む」という前向きな「望年会」として開催する企業も増えています。
こうした場を盛り上げるうえで、余興と景品はきわめて重要な役割を担います。余興がなければ、せっかく集まっても会話が弾まないまま終わってしまうことがあります。一方、景品があることで「参加して良かった」という達成感や満足感が生まれ、イベント全体の印象を底上げする効果が期待できます。逆に言えば、余興や景品の選び方を間違えると、一部の参加者だけが盛り上がり、他の人が置いてけぼりになる事態も起きかねません。だからこそ、事前の計画と選定が大切なのです。
余興を決める際には、まず以下の3つの前提を整理することが重要です。それぞれについて具体的に見ていきましょう。
・参加者の属性を把握する
参加者の年齢層・部署構成・役職のバランスを事前に確認しましょう。若い社員が多いのか、ベテラン社員が中心なのか、管理職も含むのかによって、適切な余興の形は大きく変わります。たとえば体を動かすゲームは若い世代には喜ばれやすい一方、体への負担を考慮して参加を見合わせる方が出る可能性もあります。参加者全員が無理なく楽しめる内容を優先的に検討することが大切です。
・会場の広さと設備を確認する
余興の内容によっては、十分なスペースやマイク・プロジェクターなどの設備が必要になります。立食形式の会場と着席形式の会場では、動きのある余興に向いているかどうかも変わります。会場の下見や担当者への確認を早めに行い、「やりたい余興ができなかった」という事態を防ぎましょう。
・時間配分を決める
宴会全体の進行時間のなかで、余興に使える時間はどのくらいか。余興が長引くと食事の時間が削られ、逆に短すぎると盛り上がりきらないまま終わることがあります。一般的に、余興は全体の3分の1程度を目安にすると、食事・歓談とのバランスが取りやすいとされています。
実際にどのような余興が社内イベントに向いているのか、代表的なアイデアを紹介します。いずれも大きな設備や専門的なスキルなしに実施しやすいものを選んでいます。
・ビンゴゲーム
社内の忘年会・新年会で最も定番の余興のひとつです。ルールがシンプルで年齢層を問わず参加しやすく、景品と組み合わせることで自然と盛り上がります。参加人数が多い場合でも進行しやすいため、大規模なパーティーにも向いています。景品の数や種類を工夫することで、最後まで飽きさせない演出が可能です。
・クイズ大会
会社にまつわるトリビアや社員に関するクイズを出題するスタイルは、知識の共有や社員同士の理解を深める効果が期待できます。「この社員が入社した年は?」「創業時のエピソードは?」など、社内ならではの内容にすると笑いが生まれやすくなります。チーム対抗形式にすると、横断的な交流のきっかけにもなります。
・チーム対抗ゲーム
ジェスチャーゲームや絵しりとり、ワードウルフなど、道具をほとんど使わずに楽しめるゲームは準備の手間が少なく実施しやすいです。部署をシャッフルしたチームを組むことで、普段あまり交流のない社員同士の橋渡しにもなります。
・社内表彰や一言スピーチ
余興として「今年のMVP社員表彰」や「〇〇賞」を設けるスタイルは、モチベーション向上にもつながります。受賞者を事前にリサーチし、ユニークなカテゴリを用意すると、真剣な表彰式とは一味違う温かい雰囲気が生まれます。
・プロのエンターテイナーや芸人を招く
マジックショーや漫才、バンドパフォーマンスなど、外部のプロに依頼することで、社員だけでは作り出せない特別感を演出できます。費用はかかりますが、全員が純粋に楽しめる余興として満足度が高くなりやすい傾向があります。社内でのネタ出しや準備の負担も減らせるため、忙しい時期の幹事にとっては検討の価値がある選択肢です。
余興と並んで幹事を悩ませるのが景品の選び方です。景品はただ用意すれば良いわけではなく、予算の配分・品数・ジャンルの多様性を考慮することが大切です。
景品の予算をどう設定するか
景品の予算は、参加費の一部を充てるケースと、会社が別途負担するケースがあります。いずれにしても、参加人数に対して景品の本数が少なすぎると「当たらない人が多い」という不満が生まれやすくなります。全員が何らかの形で景品に絡める仕掛けを考えると満足度が上がる傾向があります。たとえばビンゴの場合、メイン景品は数点に絞りつつ、参加賞として全員に小さなプレゼントを用意する方法も有効です。
景品のジャンルを複数用意する
景品のジャンルは、ひとつに偏らず複数のカテゴリから選ぶのが基本です。食品・グルメ系(高級食材・スイーツ・お酒など)、生活用品・家電系(ハンディ扇風機・ワイヤレスイヤホンなど)、体験・チケット系(温泉旅行・グルメ体験など)、ギフト券・商品券、といった複数のカテゴリを組み合わせると、幅広い層の参加者に喜ばれやすくなります。
メイン景品・中間景品・参加賞の3層構成を意識する
景品は価格帯によって3段階に分けて考えると整理しやすいです。
・メイン景品
高額で注目度の高いもの(旅行券・高級家電・商品券など)。1〜3点程度に絞ることで希少性と盛り上がりを演出できます。
・中間景品
実用的で喜ばれやすいもの(グルメギフト・日用品・ブランドアイテムなど)。参加人数の2〜3割程度をカバーするイメージで用意すると良いでしょう。
・参加賞・末等景品
コストを抑えつつ全員または多くの人に配れるもの(お菓子の詰め合わせ・クオカード・500円〜1,000円程度のギフトなど)。
この3層構成にすることで、当たった人も当たらなかった人も、会全体として「楽しかった」と感じやすい空気が生まれます。
景品選びで避けたい落とし穴
景品選びには注意すべき点もあります。お酒は飲めない方もいるため、全員共通の景品にするのは避けた方が無難です。また、特定の趣味・嗜好に偏りすぎたアイテムや、年齢層によっては馴染みの薄いグッズは、受け取った方が困惑してしまうことがあります。汎用性が高く、誰でも使いやすいギフト券・食品・日用品を軸に選ぶのが無難です。
近年はオンラインで忘年会・新年会を開催する企業も引き続き存在します。オンラインの場合、余興や景品には対面とは異なる工夫が必要です。
オンラインの余興では、画面越しでも全員が参加できるものを選ぶことが重要です。クイズ大会・ジェスチャーゲーム・ビンゴなど、特別な準備なしに参加できるコンテンツが向いています。また、発言が苦手な参加者に対して無理に話を振ることは避け、チャット機能を活用した参加形式にするなど、配慮ある設計が求められます。
景品についても、郵送対応が可能なデジタルギフト券やEコマースのギフトカード、または事前に自宅へ送付する形式が実用的です。景品の発送タイミングや宛先管理など、対面に比べて事務作業が増える点は計画的に準備しましょう。
なお、オンライン忘年会では「終了時間になったらきちんとお開きにする」という進行管理も大切です。盛り上がってダラダラ続いてしまうと、参加者の疲労感や翌日への影響が出る可能性があります。進行役が時間を意識してメリハリある進行を心がけましょう。
余興と景品の準備は、開催の1〜1.5ヶ月前からスタートするのが理想的です。具体的な流れとしては以下のように進めると整理しやすいでしょう。
・1.5ヶ月前
開催日・会場・参加人数の確定。余興の方向性(ゲーム系か演出系かなど)を議論し、予算の枠組みを決める。
・1ヶ月前
余興の内容を確定し、必要な機材・道具・外部手配(プロの出演者など)の手続きを開始。景品のリストアップと発注先の確認。
・2〜3週間前
景品を発注。余興の進行台本・司会原稿の作成。ビンゴカードなどの印刷物の準備。
・1週間前
景品の届き具合の確認・梱包・当日の搬入計画の確定。余興のリハーサル(簡易的なもので可)。
・前日〜当日
会場設営・景品の展示・進行確認。余興の担当者との最終打ち合わせ。
幹事ひとりで抱え込まず、役割を分担することで、準備の質が上がりやすくなります。外部の制作・運営会社を活用することで、企画段階からサポートを受けられる場合もあります。
忘年会・新年会を盛り上げる余興と景品の決め方について、ポイントをまとめます。
・余興は参加者の属性・会場・時間配分を事前に整理してから決める。
・ビンゴゲーム・クイズ大会・チーム対抗ゲームなど、年齢や立場を問わず参加しやすい内容を優先する。
・景品はメイン・中間・参加賞の3層構成を意識し、ジャンルを複数にわたって用意すると満足度が上がりやすい。
・オンライン開催の場合は、参加形式や景品の発送方法に合わせた工夫が必要。
・準備は1〜1.5ヶ月前から始め、役割を分担して進めることが成功の鍵。
年末年始のイベントは、社員がお互いをより深く知り、来たる新年への意欲を高める貴重な場です。余興と景品の設計にひと手間かけることで、参加者の記憶に残るイベントに仕上げることができるでしょう。

オージャストでは、忘年会・新年会をはじめとする社内イベントの企画・制作・運営をトータルでサポートしています。「余興のアイデアが思い浮かばない」「景品の手配まで手が回らない」「当日の進行をプロに任せたい」といったご要望にも、豊富な社内イベントの支援実績をもとに対応しております。対面・オンラインどちらの形式にも対応していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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