社内イベント・クリエイティブ
社内イベント・クリエイティブ制作のオージャスト2022-11-15
2022-11-15
すべての人が健康的な生活を確保し、福祉を促進する仕組みづくりは、持続可能な未来への実現に欠かせない課題です。
SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」では、子どもから大人まで、みんなが健康で幸せな生活を送れるように、国際社会全体で健康と福祉に関する問題解決をテーマに掲げています。
この記事では、SDGs目標3の達成に向けて取り組んでいる企業の事例を紹介しますので、企業のSDGsへの取り組みの参考にしてください。
目次
世界には、貧困やインフラなどの理由から、医療を十分に受けられない人がいる地域や国が多く存在します。これによって、特に子どもが命を落としてしまっているのです。
例えば、世界には5歳になる前に命を落としてしまう赤ちゃんや子どもが年間で約500万人います。抵抗力の弱い子どもが病気になったり、怪我をしたりしても、十分な治療を受けられるチャンスは国や地域によって差があるのが現状です。
SDGs3が目指す健康的な生活とは、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも満たされた状態のことを指します。世界中の人たちが治療するための医療を受けられ、安心して暮らせる社会を作ることが求められています。
SDGs目標3の達成に向けて、積極的に取り組みを行っている企業3社、
・株式会社ヤクルト
・住友化学株式会社
・株式会社島津製作所
について、それぞれの事例を紹介します。
乳酸菌飲料の製造・販売を中心とした事業を展開するヤクルトグループでは、福祉を促進する活動として、幅広い世代の方に向けた食育活動を行なっています。
ヤクルト本社の社員が小・中学校などに出向き、子どもたちに腸の大切さや生活習慣について伝える「出前授業」を積極的に開催。大人向けには、ヤクルトレディの販売拠点や公共施設などを利用して、おなかの健康やプロバイオティクス、季節に流行する疾患など、幅広いテーマで「健康教室」を実施しています。
2018年には、SDGs推進本部が主催する「ジャパンSDGsアワード」にて、目標3の達成に貢献するものとして評価され「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。
参考文献: https://www.yakult.co.jp/csr/communication/pdf/csr_communication_2019_p5_6.pdf
住友グループの総合化学メーカーである住友化学株式会社では、SDGs3のターゲットのひとつに挙げられる「マラリア感染症対策」の一環として、防虫剤を練りこんだ蚊帳を製品化しました。
防虫効果が3年以上続く製品「オリセットネット」は、2001年に世界保健機構(WHO)から世界初の長期残効型蚊帳としての効果が認められ、アフリカを中心とした地域のマラリア対策に製品の使用が推奨されています。
2017年には、第1回目となる「ジャパンSDGsアワード」において、目標3の達成に貢献するものとして評価され「外務大臣賞」を受賞しました。
参考文献: https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/20180105.html
https://www.sumitomo-chem.co.jp/sustainability/social_contributions/olysetnet/initiative/
精密機器の製造大手「株式会社島津製作所」では、SDGs3のターゲット3.2における「新生児死亡率や5歳児以下死亡率低下」への取り組みにおいて、新生児の先天性異常及び疾患の早期診断に貢献しています。
新生児マススクリーニングは、微量の血液を採取して、生まれつきの代謝異常が隠れていないかを検査することで、障害の発生を未然に防ぐことができる技術です。島根大学との共同研究により、わずか1〜2分で20種類以上の病気を一度に検査できる改良方法を開発し、普及に取り組んでいます。
日本などの先進国だけでなく、先天性の病気の診断を受ける新生児が全体の1割未満にとどまる途上国にも広げる取り組みを推し進めています。
参考文献: https://www.shimadzu.co.jp/sustainability/common_value/sdgs.html
今回はSDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」に取り組んでいる企業事例を紹介しました。
基礎的な医療が当たり前のように受けられる日本に住んでいる私たちにとって、SDGs3の問題はどこか遠い国の話だと感じるかもしれません。しかし、世界にはヘルスケアの支援を必要としている国や地域がたくさんありますので、まだまだビジネスチャンスが隠れている分野であるといえます。
本記事を参考に、今後のSDGsへの取り組みの参考にしていただければ幸いです。
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