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展示会とは?企業が出展する目的、メリット、成功のポイントを解説

2025-04-03

展示会とは?企業が出展する目的、メリット、成功のポイントを解説

2025-04-03

展示会は、認知度向上や新たなビジネスチャンスの獲得、既存顧客との関係強化など、企業成長に大きく貢献するイベントです。しかし、ただ出展するだけでは十分な成果を得ることは難しく、戦略的な準備と運営が求められます。
 
本記事では、展示会の基本概要から、出展する目的やメリット、成功に導くポイントまで詳しく解説します。これから展示会への参加を検討している企業の担当者の方々は、ぜひ参考にしてください。
 
 

展示会とは?出展する目的は?

展示会とは、企業が自社の製品やサービスを紹介し、業界関係者や消費者と直接交流する場です。主な目的は、ブランド認知度の向上、新規顧客開拓、業界トレンドの把握などです。出展企業は、テーマに沿った商材を紹介し、来場者との商談やフィードバックを通じてビジネスチャンスを創出します。
 
一般社団法人「日本展示会協会」によると、日本国内では年間700件以上の展示会が開催されており、その数は年々増加している状況です。展示会は、BtoBやBtoCなどさまざまな形式で行われ、新製品の発表やプロモーション活動の場として幅広い業界で活用されています。
 

展示会にはどのような人が来るのか

展示会には、業界関係者、バイヤー、メディア関係者、潜在顧客などさまざまな人々が参加し、それぞれ異なる目的で来場します。
 
BtoBメインの展示会では、主に製品やサービスの情報収集を目的とする管理職や中堅社員が多く、実際に製品を触れたり、担当者と直接話したりしながら導入を検討します。視察目的で参加する企業関係者も多く、展示会後には次回の出展や商談を進めるために社内で検討が行われることが一般的です。
 

展示会の主要な開催場所

日本国内では、以下の会場が主要な展示会場として広く知られています。
 

• 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
• 幕張メッセ
• パシフィコ横浜
• インテックス大阪
• 神戸国際展示場
• ポートメッセなごや
• 愛知スカイエキスポ
• マリンメッセ福岡

 
関東圏では東京ビッグサイト、幕張メッセ、パシフィコ横浜がメインの会場として利用され、関西圏ではインテックス大阪が主要な会場となっています。
 
また、近年ではオンライン展示会も増えており、物理的な会場に足を運べない方々にも接点を持つことができるようになりました。
 
 

展示会の5つの種類と特徴

展示会にはさまざまな種類がありますが、代表的なものは以下の5つです。

• 合同展示会
• 展示即売会
• パブリックショー
• プライベートショー
• オンライン展示会

それぞれの展示会の種類について、特徴を詳しく解説します。
 

合同展示会

合同展示会は、異なる企業が集まり、共通のテーマに基づいて展示を行うイベントです。業界全体の最新動向を把握でき、複数の企業と効率的にビジネスマッチングを行える点が特徴です。特に製造業やIT関連の分野で多く見られ、出展企業が多数集まるため、来場者は自社に関連する商品やサービスを多角的に比較できます。
 
例えば、「ものづくりワールド」は、製造業に特化した世界最大級の展示会で、世界各国の製造業の関係者が集まるイベントです。国内主要4都市(東京・大阪・名古屋・九州)で開催され、最新技術や製品を一度に見て回ることができ、業界の最前線を把握する貴重な機会となります。毎年数千社が出展し、数万人が訪れる国内屈指の大規模イベントです。
 

展示即売会

展示即売会は、商品が展示されるだけでなく、来場者がその場で直接購入できるイベントです。消費者向けの商品やサービスに最適で、限定商品や特典が並び、来場者の購買意欲を引き出します。出展企業にとっては、消費者とのつながりを深め、リピーターやファンを獲得する貴重なチャンスとなります。
 
例えば、東京ビッグサイトで開催される世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」では、限定商品や特典が多数提供され、多くの人々が訪れる人気のイベントです。出展企業にとっては、製品に対する顧客の反応を直接確認し、マーケティング活動の効果を測る貴重な機会となります。
 
展示即売会は、消費者向け(BtoC)だけでなく、企業間取引(BtoB)にも活用されます。特にBtoBでは、新商品の反応を試したり、製品のアピールが効果的に行われているかを確認したりするために企業が参加することも少なくありません。
 

パブリックショー

パブリックショーは、一般消費者を対象とした展示会で、エンターテインメント性が高いのが特徴です。代表的なものとして「東京モーターショー」や「東京ゲームショウ」があり、来場者は最新の車両やゲームタイトルを体験できます。
 
パブリックショーでは、新製品の発表やブランドPRが積極的に行われ、企業にとっては広範なオーディエンスへの訴求が可能です。また、開催日を「ビジネスデー(BtoB)」と「一般公開日(BtoC)」に分け、ターゲット層ごとに運営方法を変えることもあります。
 
さらに、パブリックショーの特徴として、入場料が主催者の収益源のひとつとなる点が挙げられます。多くの来場者を集めることで、企業は新たな市場を開拓し、ファンの獲得につなげられるでしょう。
 

プライベートショー

プライベートショーは、企業が特定の招待客に向けて開催する非公開の展示会です。Apple社の新製品発表会のように、大企業が新技術や製品を発表する場として活用し、来場者に特別な情報や体験を提供します。
 
主な参加者は既存顧客や流通関係者、メディア、業界関係者であり、ターゲットを絞った情報発信や商談の場として機能します。また、一般の展示会とは異なり、競合の影響を受けにくく、ブランドのメッセージを強く訴求できる点が特徴です。
 
ただし、プライベートショーの開催には会場の貸し切りや招待活動など、一定のコストがかかるため、入念な準備と独自性のあるコンテンツが求められます。企業全体での連携が成功の鍵となるでしょう。
 

オンライン展示会

オンライン展示会は、インターネットを活用して開催される展示会の形式です。物理的な会場に足を運ぶ必要がなく、世界中のどこからでも参加できるため、特にコロナ禍以降、急速に普及しました。
 
オンライン展示会では、仮想ブースを通じて動画や資料を用いた製品・サービスの紹介が可能です。さらに、チャットやビデオ通話を活用することで、出展者と来場者がリアルタイムで情報交換や商談を行えます。移動の制約がないため、従来の展示会ではリーチできなかった幅広い層にアプローチできるのが大きな強みです。
 
今後は、メタバース技術などの進化により、バーチャル空間での展示手法がさらに進化し、より没入感のある体験や出展者と来場者間での円滑なコミュニケーションが可能になると予想されています。
 
 

展示会の出展で得られる4つのメリット

展示会への出展は、商品やサービスの紹介だけでなく、企業にとって重要なビジネスチャンスを生み出す機会です。出展することで得られる4つの主なメリットについて解説します。
 

認知度の向上

展示会は、新しい製品やサービスを多くの来場者に直接アピールできる絶好の機会です。ブースの設計や展示内容を工夫し、ブランドイメージを効果的に伝えることで、業界内での知名度を高められます。さらに、業界関係者やメディアの参加により、取材や記事掲載を通じて、より広い層へ情報が拡散される可能性もあります。
 

潜在的な見込み顧客と出会える

展示会では、潜在顧客と直接交流し、新たなビジネスチャンスを掴む場です。来場者の多くは製品やサービスに関心を持っており、ターゲット層にピンポイントでアプローチできます。また、他のブースを目的に訪れた人とも接点を持てるため、営業活動に役立つ有望なリードを獲得できるでしょう。
 

既存顧客との関係強化

展示会は、既存顧客との関係を強化するために有効な場です。出展中に顧客と接触する機会が増え、新サービスの紹介や情報提供を通じて、より深い関係を構築できます。また、新製品やサービスを提案することで、顧客のニーズに応え、アップセルやクロスセルのチャンスを生み出すでしょう。その結果、顧客のライフタイムバリュー(LTV)が向上し、長期的な関係を築けます。
 

ユーザーからのフィードバックを直接得られる

展示会に出展する大きなメリットのひとつは、ユーザーからのフィードバックを直接得られる点です。来場者は製品を実際に触れ、体験することで、良かった点や改善点を教えてくれます。こうした生の声は、製品やサービスの改善に役立ち、市場により適した商品を提供するための貴重な情報源となるでしょう。また、展示会で得た顧客の反応を基に、マーケティング戦略を見直し、次のアクションに活かせます。
 
 

展示会出展を成功させる6つのポイント

展示会での成功は、事前の計画と準備にかかっているといえるでしょう。出展する目的やターゲットの明確化、ブースのレイアウトやスタッフのオペレーションなど、さまざまな要素が展示会の成果に影響を与えます。展示会を成功させるために押さえておくべき6つのポイントを紹介します。
 

目的とターゲットを明確に定める

展示会を成功させるためには、出展の目的を明確にすることが重要です。新規顧客の獲得や認知度の向上など、目的に応じた戦略を立てる必要があります。例えば、新規顧客獲得を目指す場合は、ターゲットとなる業界や顧客層を絞り、そのニーズに合わせた展示内容を準備すべきです。ターゲット層を正確に把握し、展示会の性格や来場者層に適したターゲットを選定すれば、成果につながりやすくなります。
 

ブースレイアウトにこだわる

ブースのデザインやレイアウトは、来場者の関心を引き、ブランドイメージを効果的に伝える重要な要素です。製品の魅力が伝わる配置や、立ち寄りやすい動線を意識し、ターゲット層の興味に合わせたデザインを取り入れましょう。ブランドカラーを活用したり、体験コーナーを設置したりすることで、印象をいっそう強化できます。また、遠くからでも内容が伝わる視認性の高いディスプレイや、簡潔なキャッチコピーを使えば、来場者の記憶に残りやすくなります。
 

事前告知による来場者の誘致

展示会で多くの来場者を迎えるには、事前の告知活動が欠かせません。SNSやメールマガジン、ウェブサイトを活用し、新製品の発表や限定キャンペーンなどの情報を早めに発信しましょう。既存顧客や見込み客には個別に招待状を送り、ブースへの訪問を促します。事前にアポイントを取ることで、商談につながる来場者を確保しやすくなります。
 

オペレーションをマニュアル化しておく

展示会を円滑に運営するためには、スタッフの役割や対応手順をマニュアル化しておくことが重要です。来場者への案内や商談の進め方を統一し、スムーズなオペレーションを実現しましょう。さらに、事前に製品知識や接客スキルの研修を行い、スタッフの対応力や士気を高めることで、活気のあるブース運営が実現します。
 

アフターフォローの実施

展示会後のアフターフォローは、商談を取引につなげるための重要なステップです。展示会で得た名刺やリード情報を基に、速やかにフォローアップを行いましょう。お礼のメールや資料の提供を通じて、来場者に丁寧な対応を心掛け、具体的な提案を行うことで成果が最大化します。再アプローチのタイミングを逃さないよう、適切にフォローし、関係を深めることが大切です。
 

費用対効果の検証

展示会への出展には多くの費用がかかりますが、その効果を最大化するためには費用対効果の検証が欠かせません。出展後は、獲得したリード数や商談の進捗、売上などの定量的な成果を評価するとともに、ブランディングや認知度向上といった定性的な効果も考慮し、総合的に検証しましょう。次回の出展に向けて改善点を洗い出し、PDCAサイクルを回すことで、より効果的な展示会出展が実現できます。
 
 

まとめ

展示会は、企業の認知度向上やリード獲得、顧客関係の強化に大きな役割を果たします。成功には、目的の明確化とターゲットに合わせた戦略的準備が欠かせません。展示会の種類や特徴を理解し、ブースレイアウトや事前告知、アフターフォローに工夫を凝らすことで効果を最大限に引き出せるでしょう。
 
また、展示会の運営には専門知識と経験が求められることもあります。費用対効果を最大化するため、展示会の設営から運営までサポートしてくれるプロの制作会社に相談するのもひとつの方法です。展示会でさらに成果を上げるために、複数の会社を比較し、自社に最適なサポートを受けることを検討してみてはいかがでしょうか。
 
 

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】

日本では年間約700件の展示会が開催され、77,000社の企業がブースを設営していますが、73.9%の企業は展示会が終わると解体され破棄される木工のブースで設営されています。(弊社調べ)
現在、SDGsを推進している大企業も含む多くの企業・団体が展示会終了後に破棄する使い捨てのブースを制作しているのです。

当社では再利用可能な展示ブース【Re:ブース】にて、年間75~100件以上の展示会をサポートさせて頂いており、多くのお客様にお喜び頂いております。
SDGsの12の目標である「つくる責任つかう責任」に対して、全国規模で目標達成に取り組んで参ります。

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】で、地球環境を守りましょう。
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