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展示会の小間とは?サイズ・費用相場・ブースレイアウト例を解説

2025-03-07

展示会の小間とは?サイズ・費用相場・ブースレイアウト例を解説

2025-03-07

展示会で成果を出すためには、「小間(こま)」の選び方が重要です。小間のサイズや数はブース設計に大きく影響し、レイアウト次第で来場者の関心を引きやすくなり、商談のチャンスも広がります。
 
本記事では、展示会における小間の概念を解説し、一般的な1小間のサイズや費用相場、効果的なブースレイアウト例を紹介します。小間数を決める際のポイントや装飾の種類についても触れますので、限られた予算で最大限の効果を狙う企業や、初めて展示会に出展する企業にとって、具体的な戦略の参考となる内容です。
 
 

展示会における小間とは

小間とは、展示会で出展者に割り当てられるスペースの単位です。将棋や囲碁の盤面のように区画ごとに分けられることから、このように呼ばれています。1小間から複数小間を組み合わせてブースを構築でき、大型のモニュメントや2階建て構造を備えた大規模ブースも設計可能です。
 
小間の広さや配置は、集客や商談の成果に直結するため、慎重に選ぶ必要があります。出展者は、展示するアイテムのサイズやアピール方法を考慮し、最適な小間数を確保しましょう。ブース設計によって来場者の関心を引きやすくなり、商談の機会を最大化できます。
 

小間の役割と重要性

小間は単なる展示スペースではなく、来場者にブランドイメージを伝え、商談の機会を生む重要な場です。小間の配置や広さ、デザインによって、企業の印象や来場者との接点が大きく変わります。
 
広いスペースを確保すれば、製品展示やデモンストレーションを充実させ、来場者の滞在時間を延ばす効果が期待できます。一方、コンパクトなブースでもレイアウトや装飾を工夫すれば効果的なアピールが可能です。出展目的や予算に応じて最適な小間数を選び、ブース設計を工夫することが展示会成功の鍵となります。
 

1小間のサイズについて

展示会の1小間のサイズは、一般的に3m×3m(9㎡)や2.7m×6m(16.2㎡)が標準ですが、イベントや会場によって異なる場合もあります。例えば、2m×2mや3m×6mなどのサイズも存在するため、出展内容や会場に応じて最適なサイズを選んでください。
 
複数の製品を展示したり商談スペースを設けたりする場合、1小間では足りないことがあります。その場合、小間数を増やして適切な広さを確保しましょう。
 
 

1小間あたりの費用目安

展示会に出展する際には、出展料やブース製作・設営費、販促物制作費などさまざまな費用がかかります。その中でも、小間に関連する費用が大きな割合を占めるため、事前に1小間あたりの費用を把握しておくことが重要です。出展料やブース製作・設営費の相場に焦点を当て、1小間の費用目安について解説します。
 

出展料の相場

展示会の出展料は、展示会の規模や知名度によって異なります。中小規模の展示会では、1小間あたり10万円~30万円程度が相場です。一方、全国的に知名度のある大規模な展示会では、1小間あたり30万円~60万円程度が一般的です。さらに、業界最大規模の展示会では、1小間あたり100万円以上となるケースもあります。
 
出展料は展示会ごとに異なり、主催者が決定します。そのため、出展を検討している展示会の正確な費用を知るには、主催者へ直接問い合わせるのが確実です。人気のある場所や角小間など目立つ位置では、追加料金が発生したり、抽選が行われたりする場合があるので、事前に確認しておきましょう。
 

ブース制作・設営費用の相場

ブース製作・設営費用は、小間のデザインや装飾によって大きく異なります。一般的に、1小間あたりの製作・設営費用は30万円~200万円程度が目安です。オリジナルブースを製作する場合、1小間あたり200万円以上かかることもあります。そのため、ブースの種類に関わらず、予算に応じて選択肢を検討することが重要です。
 
搬入や撤収作業、追加装飾や照明などによって追加費用が発生する場合があるため、事前に見積もりを取っておくことをおすすめします。
 
 

開放面数ごとのレイアウト例と特徴

展示会で使用されるブースは、開放面数によって特徴が大きく異なります。開放面数ごとの特徴を紹介します。
 

一面開放ブース

1面開放ブースは、1面のみが開放されたシンプルな構造が特徴です。小規模なスペースで出展できるため、コストを抑えたい企業に適しています。特に、スタートアップや新規参入の企業にとって、商品やサービスを効率よくアピールするのに最適でしょう。
また、1面開放ブースは設営コストが低く、スタッフの目が行き届きやすい点がメリットです。しかし開放面が1方向のみであるため、来場者が自然にブースに入りやすいレイアウト設計が求められます。展示台の配置やスタッフの立ち位置を工夫し、来場者がスムーズに動ける動線を確保することが重要です。


 

二面開放ブース

2面開放のブースは、2方向が開放されることで視認性が向上し、来場者の関心を引きやすくなる点が特徴です。広めのスペースでは展示に加え、商談スペースも確保でき、BtoB向けの製品やサービスを提供する企業に適しています。来場者が関心を示した後、商談へスムーズに繋がり、対話の機会が増えます。
また、2面開放ブースは複数の製品を効率よく展示でき、インタラクティブな要素や企業の個性を強調することも可能です。しかし、設計や運営にかかるコストが増えるため、出展前には慎重な計画が求められます。メイン通路に面している場合は集客効果が高まりますが、通路に面していない場合は目立つサインを設置するなどの工夫が必要です。


 

三面開放ブース

3面開放ブースは、3方向が開放されているため、非常に高い集客力を誇ります。広いスペースを活用すれば、製品の実演やデモンストレーション、ブランドの強調が可能となり、集客効果が高まります。ただし、装飾やスタッフの配置にはコストがかかるため、事前に予算配分を慎重に考えることが重要です。
この規模では大型スクリーンやデモエリアの設置も可能となり、プレゼンテーションの幅が広がりますが、設計と運営にかかる手間やコストも増加します。無駄なスペースを作らないように、レイアウトには工夫が求められます。


 

四面開放ブース

4面開放の「島小間」では、どの方向からでもアクセス可能で、集客効果が非常に高いです。この規模のブースでは、大型ディスプレイやステージを設置し、製品実演やセミナーなどのアクティビティを実施できます。来場者が製品を体験できるスペースを設けることで、ブランドのストーリーをより深く伝えることが可能です。また、プレゼンテーションエリアを設置すれば、来場者の関心を引きつけやすくなります。
新製品のアピールや企業認知度の向上に非常に効果的ですが、広さに応じて装飾や設営費用が高額になりやすいため、出展費用全体の予算を慎重に検討する必要があります。四方から来場者がアクセスできるので、混雑時の動線管理やスタッフの配置にも工夫が求められます。


 
 

展示会ブースの小間数の選び

展示会で多くの来場者を引きつけるには、小間数の選定が重要です。適切な小間数を選べば、予算を有効活用し、最大限の効果を発揮できます。出展目的や展示内容に応じた最適な小間数の選び方を解説します。
 

出展目的を明確にする

展示会で目標を達成するためには、出展目的に合った小間数を選ぶことが大切です。新規顧客獲得やブランド認知度向上を目指す場合は、広めの小間を選ぶと効果的です。広い小間では、視覚的なインパクトを強化でき、複数の製品展示や体験スペースを設けやすくなります。また、目立つ位置にロゴや社名を配置することで、来場者に強い印象を与え、ブランドの認知度を高められるでしょう。
 
一方、既存顧客との商談を重視する場合は、小さめの小間を選び、個別商談スペースを確保するのが適しています。狭いスペースでは余分な要素を排除し、商談に集中できる環境を整えられます。
 

予算とのバランスを考える

小間数を増やすと展示スペースが広がり、ブースの装飾や設営の自由度が高まりますが、出展にかかる費用や関連コストも増加します。出展料に加えて、装飾費や設営費、人件費など、さまざまな追加コストが発生します。予算を超えて小間数を選んでしまうと、展示内容が不十分になったり、他の重要な施策にリソースを割けなくなったりというリスクもあるでしょう。
そのため、限られた予算内で最大限の効果を発揮できる小間数を選ぶことが重要です。予算配分をしっかりと考え、出展目的に合った規模を見極めることが成功への鍵となります。
 

展示内容によって小間数は変わる

展示する製品やサービスに合わせて、小間数の選び方も変わります。大規模な製品展示や実演が必要な場合は、十分なスペースを確保できる複数小間が必要ですが、カタログやパネル展示が中心なら、1〜2小間でも十分に対応できるでしょう。
 
スペースが狭すぎると製品の魅力が伝わりにくく、広すぎると空間が持て余されるため、バランスを考えることが大切です。初めての出展なら小規模から始め、運営しながら最適な規模を見極めるのもよいでしょう。
 

会場導線と出展ブースとの位置関係

会場内の導線や出展ブースとの位置関係は、小間数を決める際の重要な要素です。通路の交差点やメイン導線沿いにブースを配置すると、目に留まりやすく、小規模なブースでも集客効果が期待できます。一方、会場の端や奥まった場所にブースを設ける場合、視認性を高めるために小間数を増やすのが効果的です。
 
また、来場者がスムーズに移動できるよう、ブース内の通路幅を確保することも大切です。特にデモンストレーションや商談スペースを設ける場合は、滞在時間が長くなるため、開放的で入りやすいレイアウトを意識することをおすすめします。
 

商談スペースの有無

商談スペースの有無は、小間数を決定する際のキーポイントとなります。展示だけでなく、その場で商談を進める場合、来場者が落ち着いて話せるスペースが必要です。小規模なブースでは商談スペースを確保するのが難しい場合もあるため、2小間以上の広さを選ぶのが一般的です。
 
商談スペースを設けるためには、テーブルや椅子を配置するための十分な広さが求められます。特にBtoBの展示会では、商談スペースが成約率に大きく影響するため、慎重に検討しなければなりません。また、1〜2小間でも、通路側にインフォメーションカウンターを兼ねた簡易的な商談スペースを設ける方法もあります。
 
 

小間装飾の種類とメリット・デメリット

展示会で注目を集めるためには、ブースの装飾が非常に大切です。装飾の種類にはさまざまな選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。代表的な3つのブース装飾、「木工ブース」「システムブース」「トラスブース」について、それぞれの特徴と利点・欠点を解説します。
 

木工ブース

木工ブースは、ベニヤ板などの木材を使用し、オーダーメイドで設計・施工されるブースです。職人が手作業で加工するため、デザインの自由度が高く、細部までこだわった演出が可能です。木の質感を活かした温かみや高級感のあるデザインは、ブランドイメージを強調したい企業に適しているでしょう。また、柔らかなデザインが来場者に親しみやすさを与え、印象に残りやすいのも特徴です。
一方で、施工には時間がかかり、コストも比較的高くなる傾向があります。設営や撤去の手間も考慮する必要があり、スケジュール管理や予算の調整が求められます。
 

システムブース

システムブースは、展示会用の仕切りパネルや規格化されたパーツを組み合わせて作る、標準的なブース装飾のひとつです。施工時間が短く、再利用しやすいため、費用を抑えつつ迅速に設営したい企業に適しています。短期間で準備を整える必要がある場合や、コストを抑えたい企業にとっては有利な選択肢でしょう。
一方で、デザインの自由度が限られており、他のブースと似た印象になりやすい点がデメリットです。個性を重視する企業にとっては物足りなさを感じる場合があるため、追加の装飾やレイアウトの工夫が求められるでしょう。
 

トラスブース

トラスブースは、三角形の骨組みが連なったフレームを使用したブースです。軽量でありながら頑丈な構造を持ち、高さを出しやすいため、大型の展示会や屋外イベントに最適です。サイズの選択肢が豊富で、直線的なデザインに加えてカーブを取り入れることもできるので、柔軟にデザインを組み立てられます。
金属製のため、木工ブースやシステムブースに比べて無骨な印象を与えることがありますが、温かみのある装飾を施せば、より親しみやすい雰囲気に仕上げられます。施工や撤去にはシステムブースより多少の時間がかかりますが、木工ブースと比べると手間やコストを抑えられるため、実用的な選択肢となります。
 
 

まとめ

展示会での小間選びには、出展目的や予算、ブースの立地など、さまざまな要素を考慮する必要があります。効果的なレイアウトと装飾を施すことで、来場者の目を引き、商談に結びつけられる可能性が高まります。
 
しかし、毎回新たにブースを作成するのは手間とコストがかかり、効率的ではありません。「Re:ブース」では、再利用可能な素材と効率的な設営を活用することで、これらの負担を大幅に軽減し、展示会後の廃棄コストも削減できます。また、トラスを使用することで設営や撤収を迅速に行いながらも、頑丈で高い耐久性を確保し、展示会の進行をスムーズにサポートします。
 
展示会ブースに関するお悩みをお持ちの企業様は、株式会社オージャストの「Re:ブース」にお任せください。設営から撤収までのワンストップサービスを提供し、必要な設備をすべて準備します。次回の展示会でも繰り返し活用できる費用対効果の高いブース作りを実現し、出展準備をさらに効率化しましょう。
 
 

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】

日本では年間約700件の展示会が開催され、77,000社の企業がブースを設営していますが、73.9%の企業は展示会が終わると解体され破棄される木工のブースで設営されています。(弊社調べ)
現在、SDGsを推進している大企業も含む多くの企業・団体が展示会終了後に破棄する使い捨てのブースを制作しているのです。

当社では再利用可能な展示ブース【Re:ブース】にて、年間75~100件以上の展示会をサポートさせて頂いており、多くのお客様にお喜び頂いております。
SDGsの12の目標である「つくる責任つかう責任」に対して、全国規模で目標達成に取り組んで参ります。

再利用可能な展示ブース【Re:ブース】で、地球環境を守りましょう。
導入のご相談など、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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