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SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」概要と9つのターゲット

2023-01-07

SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」概要と9つのターゲット

2023-01-07

現在、世界では男女格差を含め、ジェンダーに関するさまざまな問題が取り上げられており、持続的な経済成長を停滞させてしまうと懸念されています。
このような問題を解決すべく、SDGsの目標5では「ジェンダー平等を実現しよう」という目標が掲げられ、国際社会が一丸となって取り組みを進めています。
この記事では「ジェンダー平等を実現しよう」の概要とターゲット、日本の現状、企業ができることについて解説しますので、今後のSDGsへの取り組みの参考にしてください。
 
 

ジェンダーとは

ジェンダー(Gender)とは、男女の社会的・文化的な役割の違いによって形成された性区別のことです。
例えば「男性は仕事、女性は家庭」「男性は男らしく、女性は女らしく」といったように、社会全体が無意識に決めつけている男女の違いのことをいいます。
このような先入観から、ジェンダーの不平等や差別が生まれます。
 
 

SGDs5「ジェンダー平等を実現しよう」概要

国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標のうち、5つ目の目標として「ジェンダー平等を実現しよう」が掲げられました。
 
世界ではジェンダーの不平等な状況が顕著に見られ、社会全体の発展を阻害しています。
特に女性に不利な考え方が根強く残っており、児童婚および強制結婚、女性器切除など、有害な慣行がいまなお続けられている国や地域が存在します。
 
もし世界人口の半数を占める女性がジェンダー差別を受けることなく社会に参加できれば、多くの国が抱える経済成長や貧困、教育といったさまざまな問題を解決することができるでしょう。
 
SDGs目標5では「ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメント(力をつけること)を図る」を目的としており、男女の違いによる不平等や差別のない世の中の実現を目指しています。
 
 

SDGs目標5のターゲット

SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」では、6つの詳細な目標(1〜6)と、a〜cの具体的な3つの対策(a〜c)が掲げられています。
目標5の具体的なターゲットは、以下の9項目です。
 

5.1 あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、並びに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
5.b 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
5.c ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。

 
 

日本のジェンダーに関する現状

SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」における日本の現状としては、ジェンダー格差がいまだに強く残っていることが挙げられます。
世界経済フォーラム(WEF)が2021年に発表した、経済・政治・教育・健康の4つの分野から男女の違いを比べたデータ「ジェンダーギャップ指数」によると、日本は156カ国中120位です。
特に政治の分野での遅れが目立っており、日本の国会議員に占める女性の割合は9.7%であることから、国際的に見ても非常に低い水準であるとして問題視されています。
 
 

目標5の達成に向けて企業ができること

ジェンダーの平等に向けて企業ができる取り組みには、以下のようなものが挙げられます。
 
・女性が働きやすい環境づくりに励む
・女性社員の管理職への起用
・男性社員への育休の推奨
・雇用条件や待遇の見直し
 
目標5に限らず、SDGsでは女性に対するあらゆる形態の差別撤廃が謳われています。
企業としては男女間での雇用条件の待遇の差を解消し、就労継続や昇進など女性に不利にならないための環境整備が求められています。
 
 

まとめ

この記事では、SDGs5の目標「ジェンダー平等を実現しよう」について解説しました。
近年の日本では女性が働くのは当たり前になり、男性が家事や育児をする機会も増えてきました。
しかし、男女平等の度合いに関しては、諸外国からまだまだ遅れをとっているのが現状です。
私たち一人ひとりがジェンダー平等について考え、課題解決に向けてできることから小さく始めてみてはいかがでしょうか。
 
 

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