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SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」概要とターゲット

2022-11-28

SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」概要とターゲット

2022-11-28

日本に住む私たちにとって、質の高い教育を受けることは当たり前のように感じるかもしれません。しかし、世界に目を向けると、多くの子供たちが学校に通えておらず、教育を受ける機会がないまま大人になった人たちがたくさんいるという現実が見えてきます。
 
この記事では、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の概要とターゲットについて解説します。SDGsに関心を寄せる方はぜひ参考にしてください。
 
 

目標4「質の高い教育をみんなに」とは

SDGs目標4は、2030年までに「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の確保を促進する」を目標とした、国際社会共通のテーマです。
 
世界には、紛争や戦争、貧困などの影響を受けて、学校に通えない子どもたちが約1.2億人います。日本においては小学校・中学校の9年間が義務教育であり、教育を受けられるのが当たり前となっています。しかし世界で考えると、学校に行くのは決して当たり前のことではありません。
 
また目標4の対象は子どもだけではなく、教育を受ける機会がなく育った大人も含まれます。というのも、世界では6人に1人にあたる約7.8億人の成人(15歳以上)が基本的な読み書きができないという現状にあるからです。
 
このような状況を踏まえ、SDGs目標4では、すべての人々に対して平等に質の高い教育を受けられる機会を提供すべく、世界中でさまざまな取り組みが進められています。
 
 

SDGs目標4のターゲット

SDGs4「質の高い教育をみんなに」では、7つの詳細な目標(1〜7)と、a〜cの具体的な3つの対策(a〜3)が掲げられています。
目標4の具体的なターゲットは、以下の10項目です。

4.1 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
4.3 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.4 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
4.5 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
4.6 2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
4.7 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
4.a 子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
4.b 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、並びにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
4.c 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる。

 
 

教育を受けられないことで起こる問題

読み書きができないと、契約書などの文章が理解できずに不利な条件で契約を交わしてしまったり、薬の名前を読めずに危険な薬を飲んでしまったりするなど、多くの問題があります。
 
また基礎的な読解力がないことで、安定した収入の仕事に就きにくくなります。収入が少ないと食べるものを買えず、栄養も十分に取れません。すると病気がちになり、働くことができないという悪循環に陥ってしまいます。
 
このように、教育を受けられないことで、日常生活を満足に送ることができず、社会から取り残されてしまう原因となるのです。
 
 

目標4の達成に向けて私たちができること

教育の問題は貧困の問題と密接に関わっているため、募金を通じた支援によってSDGs4の目標達成につなげることができます。
また目標4は学校教育だけではなく、就労支援や職業教育も含まれています。そのため、企業としては、教育分野へ参入することで課題解決に貢献できることでしょう。
 
 

まとめ

この記事では、 SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の概要とターゲットを紹介しました。
質の高い教育を受けることは、経済の発展と豊かな人生を送るために必要不可欠です。
課題解決に向けて私たちひとり一人ができることは少ないかもしれませんが、まずは現状を知り、目の前の小さなことから取り組んでみてはいかがでしょうか。
 
 

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